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「34歳なのに化粧もしない、実家住まい女性」が婚活で撃沈。男性との“LINE交換”さえ怖い、呆れた理由とは

待ち伏せされるのが心配だから、職業を明かしたくない

 美紀さんの居住地と職場も神奈川県の県央エリアです。お相手が東京在住でも良いけど、あまり遠い人は嫌なのだそうです。お住まいの市区町村を公開して、あまり遠い人は申し込みしないようにすることを提案しましたが、「個人情報は出したくない」と頑なに拒まれました。
神奈川県藤沢市

神奈川県藤沢市(7maru – stock.adobe.com

 生活する中で、出やすい繁華街は藤沢と町田とのことでした。 「プロフィールが『神奈川県』だけだと横浜とか川崎あたりに住んでいるって思う人も多いし、マッチングしてからお互いが遠いのはミスマッチでしょう。ミスマッチを避けるためにも、『藤沢と町田が出やすい』ってプロフィールに書いておきましょう」  何度も説得して、何とかここはプロフィール情報に含めることを了承してもらいました。加えて、職業は「医療機関」とだいぶ大きなくくりで表現し、シフト休みであることも補足します。 「職場が特定されて待ち伏せされたりしたら心配だから、あまり仕事を明かしたくないんです」 「考えすぎ! 美紀さんに申し込みが来るのはほとんど40代男性からでしょう。申し訳ないけれど、女性の中でそんなに人気がないんです。待ち伏せされる確率より一生独身の確率の方が高いですよ

初めての電話で男性に言われて「不安になった言葉」

 プロフィールを一新してから、立川に住んでいる方とお見合いが成立しました。土曜日の夜に橋本にあるカフェでお見合いをします。慣れた土地だったため少し気楽だったそうです。  相手のことは可もなく不可もなくですが、デートの練習にもなるのでもう一回会ってみることをお勧めしました。美紀さんは初めて仮交際に進んだのです。  美紀さんが利用している結婚相談所では仮交際が成立すると、男性側に電話番号が開示されて男性から電話がかかってくるというルールがあります。ファーストコールと呼びます。 スマホで通話する女性 ファーストコールで、次に会う日も決まりました。ところが、男性からやりとりをしやすいようにLINE交換しようと言われて、不安になったそうです。電話口では承諾してしまったため、男性からはショートメールでLINEのIDが送られてきました。
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友達でもない男性に、電話番号もLINEも教えたくない
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