「前回とはまるで態度が違い、純也の目が明らかに泳いでいたので、これは? と思いすかさずスマホをチェックしてみたら、
なんとインスタのフォロワー女子と浮気していることが発覚して。いざ本当に浮気の証拠を掴むと悲しくて泣くというより、ふざけんなって力がみなぎるんですね」

言い訳ばかりの純也さんに、祥子さんは呆れて帰ろうとしたそう。
ですがそんな祥子さんをなんとか引き止め、結局は浮気を認めた純也さんはひたすら平謝りし続けました。
「DMでの2人のやり取りを全部見たのですが、純也は“先生の作品のファンです! 大好きです”などと持ち上げられ簡単に落ちていました。ですが1回会った後すぐにそのフォロワー女子に既読スルーされていたので、複雑ながらもホッとしました」
1回だけの浮気だったことから祥子さんは今回だけは渋々目をつぶることにしましたが、インスタのアカウントは削除させたそう。
「新たな趣味が増えるのは良いことですが、人間関係が活発になると良くない誘惑もあるってことで、気をつけないといけないなと肝に銘じました。純也は今のところ反省している様子ですが、油断しないで抜き打ちチェックしていかないとって感じですね」とため息をつく祥子さんなのでした。
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<文・イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:
@skippop