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“42歳の花嫁”の私に義母が言い放った衝撃の一言!→憧れだった結婚式を断念した話

ウェディングドレスの試着中、義母から“衝撃的な言葉”

ショックを受ける女性 そんなある日、仕事で試着の付き添いに来られない夫に代わり、義母がウェディングドレスの試着に付き添いに来ました。  しかし、義母はしおりさんがドレスを着るたびに、「これはダメ。42歳が着るデザインじゃない」とダメ出し。結局、どのドレスも却下されてしまいました。  義母の言葉に落ち込む、しおりさん。すると、追い打ちをかけるかのように義母は「あのね、浮かれてるようだから言うけど、42歳のおばさんのウェディングドレス姿なんて本当は誰も見たくないんだからね」と、まさかの発言。  さらに、「おまけにあなたは器量も良くないでしょ? 何を着ても似合わないし、招待客もみっともない肌を見せられて迷惑だよ」と言ってきたのです。 「ショックすぎて反論できませんでした。顔合わせの時から、あまりよく思われていないとは感じていたけれど、義母もブスだと思っていたんだな……と傷つきました」  この一件により、しおりさんは結婚式をキャンセル。事情を知った夫は義母に怒りの電話をしましたが、義母は「よかったじゃない。あんな器量の悪い子と結婚したんだって周りに知られなくて。お母さんに感謝してほしいくらいだわ」と開き直ったそう。 「夫はその言葉にも反論してくれましたが、『わかった、わかった。キャンセル料ならこっちで払うから』と言われ、一方的に電話を切られてしまったそうです」

夫は励ましてくれたものの……

 夫は「母さんの言うことなんて気にせず、結婚式をやろうよ」と言ってくれましたが、しおりさんはもうそんな気分にはなれなかったそう。ウェディングフォトだけでも撮ろうという提案も断りました。 「私がもう少し若かったり、顔がマシだったりしたら、こんなことにはならなかったと思う。やっぱり今世では、多くのことを望んじゃいけないんだなって痛感しました」  これからは、自分の身の丈に合った幸せを考えていきたい。しおりさんはそう話しますが、本当に考えを改めなければならないのは年齢や顔の造形を理由に他者を傷つけ、身勝手な要望を押し通す義母のほうです。  自分の掴みたいものを求めていい権利は、誰にでもある。しおりさんの傷を知ると、そう伝えたくなります。 <取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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