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「60代と結婚なんて…」36歳女性が“年上にしか相手にされない”納得の理由。今まで普通にモテてきたのに

モテる女性と、結婚相手に選ばれる女性は違う

 結婚相談所に登録している男性は、結婚相手としてどうなのかをしっかり見てから女性に連絡をしています。マッチングアプリと違って、少しいいなと思っただけの人に申し込みをできるほど、簡単ではないのです。 マッチングアプリ 男性 スマホ そして男性の場合、結婚となるといくつになっても、20〜30代の女性を希望する傾向があります。一方、女性は年を重ねるほど同年代の男性を好む傾向にあります。そのため、36歳の玲香さんは、狙っている同年代からではなく、年上から連絡が来やすいのです。これはある意味、自然な形と言えます。  ここで一つ、重要な視点があります。それは「モテる」と「結婚相手として選ばれる」は、似て非なるものだということです。  アプリでいいねをたくさんもらえる女性は、プロフィール写真が華やかだったり、メッセージのやり取りが軽やかだったり、いわば恋愛向きの魅力を持っています。男性にとって「この人と付き合ったら楽しそう」と感じる女性は、アプリの中では非常に人気が出やすいのです。  一方で、結婚相談所で選ばれる女性は、少し違います。男性は「この人と生活を共にしていけるか」「価値観や考え方が合うか」「子どもを持つことも含めて、現実的な将来像が描けるか」といった、将来を見据えた現実的な視点で相手を見ています。だからこそ、アプリでの人気が、そのまま相談所での成婚につながるとは限らないのです。

アプリと結婚相談所で戦略を変えてみる

 そしてもう一つ、忘れてはいけないのは「モテること」と「幸せな結婚ができること」もまた、別の話だということ。だからこそ、多くの人からいいねや申し込みをもらうことよりも、結婚に繋がる男性と出会うことが大切です。 肩を抱いて微笑み合うカップル 彼女には、こんなふうにお伝えしました。 「玲香さんは、アプリでは恋愛向きの魅力が際立っていたのだと思います。でも結婚相談所では、一緒に将来を築いていける人かどうかを見極められる場所。そのギャップを知って戦略を切り替えられた人が、最後に選ばれる人になれます。だからこそ、一緒に結婚相談所での戦略を考えていきましょう」  そこから玲香さんは、相談所での婚活スタイルを見直し、プロフィール内容やお見合いでの会話の仕方など、少しずつ軌道修正をしていく中で「自分が本当に望んでいる相手像」が見えてきました。そして今は、年齢だけでは測れない「価値観の相性」を重視して、前向きに活動を続けています。  モテる女性から、結婚相手として選ばれる女性へ。婚活が思うように進まない人は、玲香さんのように、これまでの意識を変えることで気づけることがあるかもしれません。 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 【関連記事】⇒婚活で「民度が低い人にしか出会えない」34歳女性の悲劇。写真を見て一発で分かった“致命的な問題”は 【関連記事】⇒「ファーストクラスの客室乗務員」が、乗客との会話の“あとで”やっていることは。会話の苦手な人こそ真似したい <文/田中亜依> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
田中亜依
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019
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