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Travis Japan松田元太、『24時間テレビ』で証明した実力。過去には人気アイドルの代役も…グループ間を越えるSE社の強みとは

永瀬廉の代役をこなした過去も

 松田は昨年4月に開催されたSE社所属アーティストが集結する『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』でも、前日に負った怪我の影響で突如休演することになった永瀬の代打で、キンプリの「moooove!!」を髙橋と踊り切った実績がある。  2人でシンクロする振りも多く、間違えば即座に分かってしまうようなシーンでも、髙橋と一糸乱れぬダンスを披露。前日にたったの1時間で振りを覚え、早朝まで髙橋と細部のニュアンスまで共有したという。  数万人を前に急な代役出演。その緊張感の中で任務を遂行した後、「楽しくダンスできた」と振り返ったあたりが、永瀬の申し訳なさを拭い、ポジティブに変換する松田らしさだ。同公演のプロデューサーで嵐の松本潤からは「今日のMVPは元太だ」と称えられている。  松田は当時、永瀬とドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)でも共演しており、禁断の恋に溺れる大学生役を色気たっぷりに演じた。演技でも鍛えられた役に入り込む力と表現力で、パフォーマンスはさらに磨きがかかった。

特殊能力とまで称される松田のダンス

 そもそも松田は小学生からダンスを始め、突出した運動神経と抜群の体幹で頭角を現した。ジュニア時代に旧事務所の中でもダンスに定評があるトラジャに加入し、2022年に全世界メジャーデビューを果たした。  今年2月の『ミステリープラネット』(TBS系)では、脳科学の観点から、松田の振り覚えの速さを検証。九九も怪しいおバカキャラながら振り覚えについては「天才脳」、「驚異の特殊能力」とまで絶賛されている。本人はその秘訣を「集中力」だとしていた。 『24時間テレビ』のボーダーレスLIVEでは、大事なオープニングで“歌舞伎とHIPHOPという前代未聞の融合”に挑んだ。和装で見事なアクロバットを決め、市川團十郎とも並び立つ。  世界的ダンサー・RIEHATA、聴覚障がいを持つデフダンサー達とも高速ユニゾンダンスで圧巻のコラボを見せ、テーマである「国境、人種、障がい、境界を超える」を体現。ゴールデン帯で、大御所や96人の大所帯を巻き込んだ、マラソンと並ぶ番組屈指の見せどころに穴を空けることなく完璧にパフォーマンスしてみせた。
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キンプリファンからも絶賛された表現力
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