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友人や同僚からの「気が乗らない誘い」大人の“スマートな断り方”とは? ファーストクラスCAはこう言う

友人との割り勘でモヤる、こんな場面では?

田中:人間関係でモヤっとするけど相手に伝えづらい瞬間って他にもありますよね。例えばお金の話です。実は私も経験があるのですが、子連れの友人と3人で食事をした時、友人の子どもが大人と同じくらい食べたのに、友人と私の2人で均等に割り勘になってしまったんです。  その時、「あれ? 友達の子どもの分も支払わなければいけないのかな?」と違和感があったのですが、うまく伝えられなくて……。こういう場合、どう対応すればいいのでしょうか? 桜:その場合は、その場で直接言うと角が立ちやすいので、次回の集まりの前にLINEなどで「今回は、子どもも一人分として割り勘にしようね」と事前に伝えるのがおすすめです。事前にサラッと共有しておけば、当日の空気を壊さずに公平にできますし、相手も受け入れやすいですよ。 友人と食事田中:なるほど。たしかに、その場ではなかなか指摘しづらいですもんね。今後もその友人と会いたいと思うなら、予防策としても使えそうです。 桜:関係を壊したくないからこそ、伝え方に迷ってしまうんですよね。CAの仕事は、何百人というお客様を不快にさせないようにする訓練の連続でした。そこで学んだ、やんわりと断る技術は、大人のコミュニケーションでも必ず役立ちます。自分を守りながら、相手との関係を保つためにぜひ活用してみてくださいね。

やんわり断るスキルで、人付き合いのストレスを軽減

 断ることに罪悪感を持つ人は多いですが、言い方を工夫すれば、それはむしろ“思いやりのある伝え方”になります。断ることは決して冷たいことではなく、自分を大切にしている証なのです。時間も自分の心も大切な資源です。CA流の「やんわり断る」スキルを使って、無理のない人付き合いを実現しましょう。 <取材・文/田中亜依> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
田中亜依
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019
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