『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』
三谷幸喜が25年ぶりにゴールデン・プライム帯の民放連続ドラマの脚本を務めることで話題を集めた『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系、水曜よる10時~)も見逃せない。

画像:フジテレビ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』公式サイトより
「三谷幸喜脚本」というワードだけでも注目したくなるが、菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波とキャスト陣も豪華だ。
話題性抜群で放送された第1話では、物語のカギを握るキャラが一気に登場したため、内容はかなりしっちゃかめっちゃか。「誰が何をする物語なのか」がわからず、SNSでは批判的な声も相次いだ。
ただ、第2話からはストーリーの方向性が明確になり、一気に作品の面白さが加速した。また、三谷節をキャスト陣がしっかりと乗りこなし、全キャラを主役にしたスピンオフが見たくなるほど、それぞれの個性が際立っている。個性的なキャラ同士の掛け合い、そして今後の展開にも期待したい。