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女子小学生の「レディファースト強要」で男子が大爆発。親同士の対立にまで発展したワケ

相手の親から「いじわるされた」と言われ……

「数日後に学校の参観日があり、突然早紀ちゃんのママに声を掛けられました。『この前は放課後みんなで校庭で遊んだみたいで、うちの子があの日泣きながら帰ってきて、亜紀さんの息子くんにいじわるされたって言うんですけど……』と言われました。  詳しいことは息子に聞いてなかったので、『何も聞いてなくて……すみません』とだけ返し、家で息子に話を聞いてみました」 登下校中のランドセルを背負った小学生の少年 亜紀さんの息子は普段あまり揉めごとを起こすことがなかったからこそ、「いじわるされた」と直接言われて驚いたという亜紀さん。家に帰って息子さんに話を聞いてみて、初めて今回の全貌を知りました。 「息子は、ずっとモヤモヤしていたこと、他の女子は早紀ちゃんには反論しないこと、彼女のわがままが必ず通る環境ではみんなが楽しく遊べないと思ってじゃんけんを提案したこと、そうしたら泣かれてしまったことを話してくれました」  亜紀さんは、みんなでもう一度ルールを決めて遊ぶか、早紀ちゃんが変わらないなら同じルールで遊べる子とだけ遊ぶかにしたらどうかと提案しました。この時点でも、よくある喧嘩かなとしか捉えてなかったのだそうです。

事態はエスカレート。いつの間にか“悪者”に

 亜紀さんは普段からクラスのママたちとは挨拶する程度で、深く関わっていません。対して早紀ちゃんのママは、学校のママ友同士でグループを作っているようなタイプ。そのため「この一件で面倒なことにならないといいな」という思いもあったそうです。 「ある日、唯一仲の良い別のママから『早紀ちゃんママが、うちの子が亜紀さんの息子くんにいじわるされたって言ってたけど何があったの?』と聞かれました。そこで、話を盛って噂を広めているらしいことを知ったんです。  事情を説明する場もないまま次第に、息子はクラスの女子から『早紀ちゃんにいじわるしたんでしょ! 最低!』などと言われるようになったようで、あの日放課後一緒に遊んでいた男子の友達は『いじわるしてないじゃん、嘘つくな!』と言ってくれたようですが、『女子が嫌だ……』と家で話していたこともありました」
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見かねた担任の先生がついに動いた
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