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自分の乳すらしまい忘れ…赤ちゃん優先では人間らしい生活ができない!→“夫の一言”で改善した話

算数LDにワクチン接種スケジュール作成は難しい

愛猫と息子

愛猫と息子

 1か月健診の翌週、保健師の訪問もあった。ここでも簡単な産後うつの検査があった。私は意外と育児をやれているのかもしれない。でも、それは夫がきちんと育児に向き合ってくれていることも大きい。  息子はもうすぐ2か月。そろそろ予防接種が始まる。区から予防接種の案内が来たのだが、打たなければならないワクチンの量に驚いた。  そして、ワクチンは生後何か月にこのワクチンを打つという表現ではなく、「●週」に打つという表記だ。算数LDのある私は●週という表記はわかりづらく混乱してしまう。  妊娠中は週数がマタニティアプリに表示されていたのだが、育児アプリでは今のところ「生後●週」という表記のものを見つけられていない。  また、ワクチンを打つと他のワクチンを打つまで決められた期間あけて打たねばならず、その計算も私には難しい。そこで、予防接種のスケジュールは夫に立ててもらうことにした。

最近可愛さが増してきた息子

 最近の息子はメリーを目で追ったり、クーイング(生後1〜3か月頃の赤ちゃんにみられる「あーあー」「あーう」といった発声)したり、「ヒィ―ッ」と言いながらニヤニヤ笑うようになったりして可愛さが倍増してきた。  正直、産んですぐはどこからか拾ってきたペットのような感覚で、あまり自分の子という気がしなかった。ホルモンの変化なのだろうか。息子のためにもっと働いてお金の面で苦労させたくないとも思い始めた。  スマホの写真もどんどん増えていき、容量がいっぱいになったらどう保存しようという悩みも出てきた。昨年産んだ作家の先輩に出産報告をしたところ「歩き回るようになったらもっと可愛くなるよ。落ち着いたら子連れで一緒にお散歩しよう」と返信が来た。  いくつかワクチンを接種したら子持ちの友達や先輩とも子連れでお出かけをしたい。息子が巣立つ日まで一緒にいる時間を大切に過ごすつもりだ。 【連載を初めから読む】⇒連載「ADHDライター、突然ママになる」 <文/姫野桂>
姫野桂
フリーライター。1987年生まれ。著書に『発達障害グレーゾーン』、『私たちは生きづらさを抱えている』、『「生きづらさ」解消ライフハック』がある。Twitter:@himeno_kei
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