若者への感謝で「食事をご馳走」はアリ? 40歳・元TBSアナの私がつまずいたこと「いったい何が正解!?」
若者への感謝の気持ちで「食事に誘う」ってあり?
年齢を重ねてわかった「飲みニケーション」の良さ
同世代の友人に、自分だったらどうする? と聞いてみたところ、都合の良い日があったら教えてと予定を投げてみて、具体的な返事があったら本当に行きたいんだなぁと捉えるかなぁなんて言ってましたが……いやいやいや、今の若者はめちゃくちゃ気を使いますよ?!
具体的な日程を出さないと失礼なんじゃないかとか思わせちゃうんじゃないの?! それはむしろプレッシャーなんじゃないの?! とまた話は堂々巡り。
もちろんこの問題、人によりますとか、関係性によりますという答えに終始することも充分わかっていますが、こちらが良かれと思って、感謝の気持ちを伝えたくて、ご飯をご馳走するということでも、もしかしたら相手はめんどくさいと思っているかもしれないし……いやー、本当にわからない難しい。いったい何が正解なんでしょうね。
でもね、不思議なこと、40歳になった私が感じるのは飲みニケーションも悪くないということ。多分年齢を重ねて話題も豊富になって、会食の空気感そのものを楽しめるようになったからかなぁなんて思っていますが。舌も肥えましたしね。
私自身は、お酒の席が好きになりましたが……。誘う側に回ると一気に難しくなる。さあ貴方ならどうする?
<文/アンヌ遙香>アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
1
2
この連載の前回記事


