「夜ふかし」桐谷さん「イッテQ!」イモトらはなぜ愛され続ける?日テレ“囲い込み”の意外なメリット
日本テレビの「育成と発掘」はスターへの道に
なかでも、先日決勝進出が発表された『THE W』は、8組の決勝進出者のなかで初進出者が5組というフレッシュな顔ぶれでした。 実は昨年も決勝出場の12組中6組が初進出、一昨年も12組中6組……毎年5組は初進出者が出ている、決勝初出場比率の高い大会です。「本当に面白い女芸人を選ぶ」というより、スター芸人の原石を発掘する傾向の強い大会なのでしょう。 優勝特典の「日テレ番組出演権」で、『さんま御殿』『有吉の壁』『ヒルナンデス』などの出演が確約され、スターへの道を後押ししてくれます。これはバラエティ番組間での連携が強い傾向のある日本テレビだからこそ。こんなこと、他の局の賞レースではほぼあまりありません。
ある意味、日テレ独自の「タレントファースト」
小政りょう
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦



