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「日テレが血の海に」視聴率6.6%で“史上最低”記録の『THE W』に今年は注目できる理由。当たり障りない審査に変化か?

「俺がTHE Wを救う」宣言の真意と期待感

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画像:株式会社バンタン プレスリリースより

その実力を買われて『THE W 2025』の審査員に就任したと考えられるが、粗品が低迷する賞レースの救世主になるのだろうか?ちなみに粗品は、自身のXで11月29日に「俺がTHE Wを救う」とコメント。やる気は十分で、大会を盛り上げようとしている姿勢が見受けられる。 まず、粗品が審査員を務めることで、お笑いファンの視聴者が大幅に増えるだろう。『ytv漫才新人賞』で切れ味鋭い審査を行った粗品が、女性芸人を相手にどんな講評をするのか視聴者が注目している。単純に視聴率や見逃し配信が伸びそうで、粗品によって数字を獲得できそうだ。

審査基準の曖昧さにメス?THE W改革の可能性

粗品が「THE W」の審査員として登場することが、大会にこれまでにない注目を集めている。というのも「THE W」はこれまで、審査員の“当たり障りのないコメント”や、視聴者投票とかけ離れた結果が批判を浴び、たびたび炎上してきた。投票制度が複雑なこともあり、審査基準が見えにくいとの指摘も多く、審査員がSNSで批判され続ける状況が続いていた。 そんな中で期待されているのが、粗品の“核心を突く審査”。11日に公式Xが公開した審査員コメントでは、粗品が「(「THE W」)レベルが低すぎる」「面白くないものには面白くないと言わせてもらいます」「日テレが血の海になったらすみません」と発言。遠慮のない辛口評価を示唆し、ファンの間でも注目が高まっている。 男女問わず面白くない芸には容赦なくツッコむ粗品だけに、これまでにない緊張感が大会に生まれる可能性は高い。“中途半端”と評されがちだった「THE W」が、一気に引き締まった大会へと変わるかもしれない。 果たして粗品は宣言通り、「THE W」を立て直し未来につなげることができるのか。今年の放送は、例年以上に見逃せないものとなりそうだ。 <文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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