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「大量タトゥーのヤンキーたちが参加」異色の恋愛リアが大ヒットしている理由。“キラキラ恋愛番組”との決定的な“違い”とは

MC陣の個性が番組の魅力を引き立てる

1222_ラブ上等①

永野さん(左)とMEGUMIさん(右)
画像:株式会社TBSラジオ プレスリリースより

司会は番組のプロデュースも務めるMEGUMIさん、芸人の永野さん、ラッパーのAK-69さんの3人。この3人のバランスもまた、番組にとって必要不可欠な要素となっています。特に恋愛リアリティ番組に疎い永野さんは、タトゥーだらけの上半身を露わにして歯磨きをする男性参加者に対して「刑務所の朝じゃねえか」と発言するなど、距離を置いた立場からのツッコミが光ります。 当初は「Vシネマかと思った」、「我々は何を見させられているんだ」と番組そのものに懐疑的な立場だった永野さんですが、ツッコミつつも徐々に参加者に感情移入していき、彼らの恋を真剣に応援する姿も「永野と恋愛リアリティ番組は意外と相性がいい!」として視聴者から好評の声ががっています。 またAK-69さんは、参加者と近い経験を持つ立場として、彼らの言動や考え、独自のヤンキーワードを解説し、参加者と視聴者の橋渡し役として活躍しています。AK-69さんの存在によって、視聴者が参加者に感情移入しやすくなるとともに、番組の魅力がさらに引き立てられています。この点は、制作側のキャスティングの妙と言えるでしょう。
1222_ラブ上等②

AK-69さん
画像:株式会社CBCテレビ プレスリリースより

『ラヴ上等』は、12月16日に第7話まで配信、12月23日に第8話から第10話まで配信されます。14日間の共同生活で、彼らが最後に誰に告白をして「羅武上等学園」を卒業するのか、MCの3人とともに見守っていきたいですね。 <文/エタノール純子>
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元暴走族総長や元ヤクザ…訳アリなメンバーたち
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