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37歳で想定外の妊娠→現在、0歳育児中。「焦ることも多いけど…」発達障害の私がたどり着いた“苦手の攻略法”

優先順位をつけるために、まずは考える

「ぴよログ」というアプリに記録している息子の睡眠時間

「ぴよログ」というアプリに記録している息子の睡眠時間。最近は夜まとまって寝る日も増えてきた

 攻略できた困りごとの2つ目は、順序立てすること。ADHD特性により「その場で目についたもの」から取り掛かることが多かった。しかし、そうなると優先順位が曖昧になり、パニックに陥ることもあった。  育児は想像以上に「優先順位をつけて順番に」やらないといけない場面が多い。息子が派手にうんちを背中漏れしていると思ったら、飼い猫が粗相し始める、洗濯機も終了した音が鳴ったので洗濯物を干さないといけない。こんなとき、何を優先すれば後々ラクになるかを考える必要がある。むやみに動くのではなく、まず考えるようにした。  また、子どもは自分の予定通りに動いてはくれない。寝かしつけの時間は20〜21時と決めているが、必ずしもその時間内に寝てくれるとは限らない。寝かしつけた後は私の自由時間なのだが、寝かしつけに時間がかかればその分、自由時間が減る。寝かしつけたらネトフリでこの映画を見ようと思っていても、見られないことが多々あったので、ある程度のあきらめにも慣れてきた。

算数障害のせいで苦手な「模様替え」

 3つ目は空間認知能力の弱さを攻略する方法がわかったことだ。算数障害があるせいで、空間認知能力が極端に弱く、初めて行く場所は地図を見てもたどり着けなかったり、うまい具合に模様替えができなかったりした。ドラマなんかで出てくるカッコいい職業の一つの空間デザイナーになんて絶対なれない。  ベビーグッズを置くための模様替えは、妊娠中に夫に手伝ってもらった。しかし、今のベビーベッドの配置がどうしても気に入らない。  うちは2LDKで、13畳のリビングダイニングに4.5畳と6畳の部屋がある。不動産屋で物件の間取りを見た際は、4.5畳の部屋を私の仕事部屋にしようと思っていた。しかし、内見してみると4.5畳の部屋にはエアコンがなく、間取りの都合上リビングからエアコンの空気を送るのも厳しい。その部屋にエアコンを取り付けるのも大家さんの許可が必要で、取り付けられたとしても退去時に原状回復として取り外す手間がかかる。  そのため、通常なら寝室にするはずの6畳の部屋を私の仕事部屋にし、エアコンのない4.5畳の部屋を夫の部屋(家にいない時間が長いためエアコンはなくていいとのこと)、リビングにキングサイズベッドを置いて実質寝室にしている。  寝室にしているリビングにベビーベッドを置くスペースがないため、ダイニングの冷蔵庫の真横に置いていた。でも、息子が寝ているときに冷蔵庫の開閉音で起きてしまったり、私としてはブーンというコンプレッサーの音が気になったりしていた(息子はコンプレッサーの音は気にしていないようだったが)。
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模様替え攻略のきっかけは「角度の違う複数枚の写真」が
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