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朝ドラ『ばけばけ』錦織ロス確定!? 吉沢亮が『なつぞら』から6年半で見せた脅威の成長曲線

『キングダム』で格段に高まった“凄み”

『なつぞら』以前にも『銀魂』シリーズや『斉木楠雄のΨ難』など人気漫画実写映画に出演し、コメディアンとしての才能を発揮していた吉沢さんですが、その「凄み」や「圧」というのを格段に高めたのは、2019年からシリーズが始まった『キングダム』だと思います。
1人2役を演じていますが、特に秦国の王・嬴政として、気品と野心を持ち合わせた力強い眼差しや美しい所作で、単なる人気イケメン俳優の実写化キャラには思えない「圧」を感じさせてくれました。実際、2020年の「第43回日本アカデミー賞」でも同作で最優秀助演男優賞に選ばれています。 その翌年には大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)で、13歳から91歳になるまでの渋沢栄一の苦悩、葛藤、情熱を人生のステージごとに見事に演じ分けていった吉沢さん。 同じ2021年から始まった映画『東京リベンジャーズ』シリーズでも、小柄ながら喧嘩で無類の強さを誇るカリスマのマイキーこと佐野万次郎をその圧倒的存在感で再現。吉沢さんより大柄で屈強そうな周囲の俳優陣に対しても、滲み出るオーラや間の取り方で、誰よりマイキーが強いのだという風格に説得力を持たせていました。
何といっても昨年には『国宝』がメガヒット。歌舞伎役者で稀代の女形・立花喜久雄として、妖艶さ、色気、儚さをもって観る者を惑わせました。 かと思えば、同時期公開の『ババンババンバンバンパイア』では「18歳の童貞」の血液を求める吸血鬼・森蘭丸で振り切りまくったおバカ演技を見せ、吉沢さんの笑いへの嗅覚の鋭さを痛感させられました。 『なつぞら』以降、連ドラは『青天を衝け』と2022年『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)への出演のみで、映画寄りの俳優となっており、『ばけばけ』への出演は「吉沢亮を地上波で見られる」という希少性も関心度の高さに繋がりました。

6年半で「トンデモ国宝級俳優」に進化!

『なつぞら』から『ばけばけ』出演までの6年半で吉沢さんは、単なる良い芝居をするトンデモイケメンから、その演技力だけで男女問わず引き寄せられるトンデモ国宝級俳優に進化しました。 19週では錦織の一時退場がほのめかされた『ばけばけ』。最終回まで登場するとしても同作は残り約1ヶ月半となったため、今作を人気、知名度で引っ張った吉沢さん演じる「錦織ロス」は確定しています。それは『なつぞら』の「天陽ロス」とは比較にならない規模でしょう。 あらためて、この6年半で示した吉沢さんの成長曲線には驚かされるばかりです。 <文/こじらぶ>
こじらぶ
フリーライター・コラムニスト。言語学修士。男性&女性アイドル、地下、ローカルなど様々な現場を経験。ドラマ、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419
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