――お忙しい毎日だと思いますが、巷でよく言う「ワーク・ライフ・バランス」についてはどう考えますか?
友近:え、なんですか? 正直、あんまり聞いたこともないです。
――プライベートも、仕事も、どちらかに傾くことなく大切にしよう、といった考え方ですが。
友近:あっ、そういうのですね(笑)。あまり意識もしてないです。ただ自分が休みたいときに休む。休みたくないときは休まない。それだけですね。私、オンとかオフとかもないんですよ。今は仕事でストレスを感じることもない。もちろんプレッシャーや緊張感はありますよ。ストレスに関しても、若手の頃はあったと思います。
でもここ10何年くらいは「自分がこれをしたい!」というものを自分で企画したり、クリエイティブに作ったりして、それを仲間と一緒にやっている。だから楽しい仕事しかないですし、プライベートも、「ここに旅行行きたいな」と思ったら、そこは仕事のスケジュールを空けて行きます。
――年齢的な意識の変化はありますか?
友近:それはあるかもしれないですね。『人生一度きり、なんにでもチャレンジ』というタイトルで全国で講演しているのですが、そこでも「今やりたいこととか、チャレンジしたいことは常に待ってるんじゃなくて、自分から動いてやっている」とお話ししています。仕事とかプライベートとか関係なく、「仕事を辞めてからとか、老後の楽しみじゃなくて、今やろう」って感じ。
――なるほど、老後の楽しみではなく。
友近:20代、30代のときは、仕事を犠牲にしなきゃいけないようなことだと、やっちゃいけないと思っていた気がします。でも今はそんなこと言っていられません。人生一度きりなんだから。仕事は仕事でやりたいし、実際、できてますね。
でも「ここはちょっと空けて旅行に行きたい」と思うなら、仕事が入るかもしれないけど、そこはあえて空けてプライベートで楽しんでもいいかな、と思ったりするようになりました。