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「独りで死ぬのはイヤだ!」48歳・年収200万円の漫画家が直面した“婚活”と“男性機能”のリアル<漫画>

「婚活」で気づいた、本当に求めていたもの

――婚活を経験したことで、ご自身のなかで変化したことはありますか? 中川:婚活をやってみて、自分はコミュニケーションが苦手だと思っていたけど、意外に人に会って楽しく会話したりできるんだと感じるようになりました。  そして何より、「実は自分は、結婚そのものがしたかったわけじゃないのかもしれない」と気づいたんです。僕は、結婚して家族というグループを作り、所属することで安心したかっただけだったと思うんです。僕が求めていたのは、家族自体ではなく、グループや組織に所属することで得られる安心感だったんです。 ―中川さんが考える、理想の「繋がり」とは? 中川:家族間の密な繋がりよりも、もっとゆるやかな感じですかね。例えば、同年代が集まるシェアハウスの住人同士の繋がり。上京したての頃、漫画家の卵たちと一軒家で共同生活をしていたのが本当に楽しかった。あの感覚をもう一度、今の年齢で形にできたらいいなと夢想しています。 ――今後、婚活は継続されるのでしょうか。第2弾の構想はありますか? 中川:シェアハウスを考えながらも、マッチングアプリはまだ続けています。でも年齢が進むにつれて、どんどん手応えがなくなっていますね。49歳になったことが大きいのかもしれません。「いいね」がついても、メッセージの交換に進めないことが増えています。もう少し続けますが、そろそろアプリはやめようかなと思っています。  今後は、マッチングアプリや婚活パーティではなく、知り合いや友人関係から徐々に親しくなっていくやり方でやっていきたいです。読者から、お見合い相手を募集する方法も一度挑戦しましたが、結婚に至る可能性はそれが一番高いかもしれないですよね。実際それで結婚した漫画の先輩もいらっしゃると聞きます。それも含めて、第2弾は考えていきたいと思います。 <取材・文/都田ミツコ> 【中川学】 1976年生まれ、北海道出身。北海道教育大学釧路校教員養成課程(数学)卒業後、中学の数学教師の職に就くが、仕事がつらすぎて失踪・辞職。その後、2005年、札幌の風俗店でくも膜下出血を発症し、闘病生活を経て漫画家に。著書に『僕にはまだ友だちがいない』『くも漫。』『探さないでください』などがある
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
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