「夫を親戚のおじさんと思えばイライラしない」に危機感

「夫を親戚のおじさんと思い込めばイライラしない」
――たくさんの投稿のなかで特におもしろかったのが、「パパにイライラしない方法」の動画でした。夫を親戚のおじさんと思い込めば、ちょっと子どもの面倒をみていてくれただけで「えー! 嬉しい!」と自然と感謝の気持ちが湧いてくる。親戚に多くは望まないから優しくなれるしイライラしない。でも、デメリットは「触られたくない」という(笑)。
おれとうちゃんはこの方法を友だちのママから聞いたそうですね。そのとき、どう感じましたか?
おれとうちゃん:以前、「奥さんに触れたい」という動画を上げたことがあるのですが、育児をしていると好き同士でイチイチャする時間はどうしても減るので「減っている状態で親等が親戚に下がったら、もう戻るところないじゃん」という感覚になり、自己啓発としてこの話を発信したという感覚はあります。
――「この動画を夫に見せました」という視聴者もいるのでは?
おれとうちゃん:たしかに、めちゃめちゃいます。でも、それ以上に「この動画が旦那のInstagramやTikTokに流れてきますように」「偶発的に流れてきて、なにかが変わりますように」というお祈りコメントをたくさんいただきました。
――ママのアカウントにばかり流れてくるのではなく、パパが見るリール動画に流れてほしいという願いですね(笑)。
「奥さんに触れたい」とつぶやく動画で初の100万再生に

切実な叫びだ
――おれとうちゃんご自身にとって、今までで特に印象的な投稿はありますか?
おれとうちゃん:「子どものことを言おう」という意志のもとSNSをやっていたのですが、100万再生に最初に到達したのは「奥さんに触れたい」という動画でした。
――「ぎゅーしたい」「腕枕をさせてくれて、よかった」「子どもも大切だけど、パートナーとのスキンシップも大切にしたい」「奥さんが大好き」と、ひたすらつぶやく動画でしたね。
おれとうちゃん:あのときは育児に関することがその場で思いつかなくて、「奥さんに触りたいな」「奥さんのこと好きだからな」「奥さんにしてもらって良かったことがあったな」という話をオチも考えずダラダラしゃべってみたんです。
あまりにも自分のセリフすぎるし、起承転結がなさすぎて「他人ののろけ話なんて興味ねえよ」と怒られると思ったら、めちゃくちゃ反応が良かった。「奥さんを好きと言ったら、みんな素晴らしいと思ってくれるんだ!」という意外な驚きがありました。
――この動画は「触れたい」という気持ちをそのままピュアに発信された投稿でしたが、基本的には育児に携わるなかで気づいたことを発信している?
おれとうちゃん:たとえば、育児中に子どもが言った変なことをピックアップしたり、町を歩いていて父親目線で思うことだったり、それらを箇条書きにして動画にしている感じです。