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できれば避けたい「不安食品」を見分けるコツはあるのか?

 カラダに良いと信じていたら、逆だった。

 トクホ、スーパーフード、機能性野菜。健康・美容に良いとされる食材・食品が注目されています。しかしながら、最近、健康に良いと信じて飲み続けていた乳酸菌飲料が、実は違った!?なんてことも出てきているようなんです。

できれば避けたい「不安食品」を見分けるコツはあるのか? それを知ったきっかけは、書店で見かけた一冊の書籍。「たちまち15万部突破」のフレーズに影響を受け、ついつい手にとってしまいました。

食べるなら、どっち!?食べるなら、どっち!?』(科学ジャーナリスト・渡辺雄二著、Sanctuary books)

 この本は、多くの加工食品に含まれる「添加物」の安全性を評価。成長段階にある子どもが、より安全性の高いものを食べるられるよう、親をターゲットに著した指南書なのですが、やっぱり大人だって、想いは同じ。身体に悪いものは食べたくないものです。

 そこで今回は、「食べない方がいい食品ってどんなもの?」について考えてみたいと思います。(ただし、この本には異論も出ていて、さまざまな角度から議論されるべきだということを申し添えておきます)。

「不安食品」って何?



『食べるなら、どっち!?』によれば、「不安食品」とは、安全性の疑わしい「食品添加物」が安易に使われた食品のこと。中でも、石油製品などから作られた合成添加物で、「元々自然界にまったく存在しないもの」については、人間での安全性が調べられていないために、大きく問題視されています。

 この本では、添加物の小難しい解説よりも、お菓子、菓子パン、冷凍食品、健康食品などの代表商品を写真付きで紹介しながら、「食べる(飲む)なら、こっち」、「こっちは、ダメ」を判定しています。これ、かなりリアルな紹介になっていて、ドキッとしてしながら読んでしまいます。

 例えば、同じアメやガムでも、原材料名を細かく記載。そして、肝臓や免疫に対するダメージ、発がん性が心配される添加物をピックアップし、具体的な銘柄を「ダメ」としています。

ポテトチップスにも選ぶコツがあった



 つい先日、内閣府食品安全委員会によって、ポテトチップスなどに含まれる「アクリルアミド」が「遺伝毒性発がん物質」であると評価されました。こんなニュースを聞くと、ポテトチップス自体、避けた方が良いのではないかと思ってしまいます。

ポテトチップス  でも、やっぱり無性に食べたい時ってありますよね。そういう時、正しい知識を持って安全な銘柄を選べば、健康リスクを低くすることが可能なんだとか。例えば、ある甘味料や色素をチェックすれば、同じ「ポテトチップス コンソメ味」でも、OKとNGを見分けることができるそうです。

ゼロカロリー、脂肪ゼロは健康に良くない?



 ヘルシー志向、ダイエットブームの波に乗り、ますます流行中なのが「ゼロカロリー」、「脂肪ゼロ」商品。飲料だけでなく、ゼリーやヨーグルト、アイスクリーム、調味料まで広がっています。

ゼリー 誤解してはならないのは、「ゼロカロリー」=「太らない」=「健康」ではないということ! 今年の9月、「人工甘味料」が糖尿病のリスクを高めている可能性があるとする論文が「ネイチャー」に発表されました(異論も出ているようですが)。そもそも安全性が疑問視されているにも関わらず、スクラロース、アセスルファムK、アスパルテームといった人工甘味料は、多くの食品に使われているのが現状。

 そうだとすれば、なるべく天然のものを選びたいもの。「こんな食品にも人工甘味料が!」という気付きを与えてくれる点でも、この本は参考になるかもしれません。

 ただ、あまり過敏になり過ぎて、「何も食べれない!」なんてことになったら逆にストレスですから、程良く参考にするくらいが良いのかも。

<TEXT/スギ アカツキ>

食べるなら、どっち!? 不安食品見極めガイド(Sanctuary books)

その食品は食べても安全ですか?実は、そうと言い切れない食品がたくさん売られているのです。そんな現実があり、子どもの健康に気を配るお母さんがたくさんいる、そんなことから今回の本は誕生することになりました。




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