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意外と多い“おにぎりを作れない女”から脱却する

 アウトドアデートにお弁当を作っていって彼氏にアピールしようとしたら……おにぎりがマズい! 子供のお弁当におにぎりを持たせたら……「ママのよりコンビニのほうがおいしい!」。こんな経験はないでしょうか? いつもコンビニで買っているから、実は自分でおいしいおにぎりを作れない、という人は多いようです(筆者もその一人)。  そこで、『覚えておきたい!家事の基本大百科』の著者であるイラストレーターのまめこさんに、「おいしいおにぎりの作り方」を聞いてみました。 (以下のお話とイラストは、まめこさん)

もち米を1割入れて炊いてみる

おにぎり まずは、おいしいお米を炊くのが第一歩。冷めてもおいしい銘柄米を使うのがいちばんですが、そうそう手に入らないのが実情。それなら、裏ワザを使って、いつものお米をおいしく炊いちゃえばいいのです。もち米を1割入れてご飯を炊いてみましょう。水加減は普通に、浸水時間は最低でも20分にし、もち米を入れる場合は少し長めに。  この炊き方なら、冷めても、もちもちでおいしい食感のおにぎりに!

調味料入れから塩をふる

 ご飯に塩を均等にまぶすことができず、しょっぱさにムラができてしまうことがあります。そんなときは塩を調味料入れに入れてからふると、まんべんなく塩がまぶせます。さらに、つくってから食べるまでの時間によって塩の量の調節を。すぐに食べる場合は、塩の量を少なめに、時間をおく場合は塩の量を多めにふると、食べたときに、ほどよいしょっぱさになっておいしさが違います。

もしかして、ガチガチににぎってない?

 ご飯をまとめようと、ご飯のかたまりの中央に向かって力を入れてにぎると、ふんわりとしたおにぎりにはならないって知っていましたか? じつはこれ、よくありがちな間違いです。おいしいおにぎりは、側面に“壁”をつくるイメージでにぎると、形がくずれない程度にかたく、中がふんわりとなるのです。  ちなみに、でき上がりの重さが90~100gになるようににぎると、持ちやすく、食べやすいおにぎりに。 ⇒【イラストで解説】http://joshi-spa.jp/?attachment_id=17480

のりの巻き方や香りづけで格が上がる!

 おにぎりを着物のようにのり包んであげると、見た目ががぜん違います。また、ユズの皮やミツバを刻んだものなどを少しトッピングし、香りづけをしてあげるだけで、高級感ただようおにぎりに変身!   中の具を少しをおにぎりの頭にのせてあげると、専門店のおにぎりみたいになりますよ。 ⇒【イラストで解説】http://joshi-spa.jp/?attachment_id=17469
<のりの巻き方> (1)のり1/3枚を横に置き、真ん中より少し左にズラした所におにぎりを置く。 (2)側面に沿ってA、Bの順で折る。 (3)まな板を利用して、のりを底面に沿わせるように折る。  凝った料理を作れるより、おにぎりが上手いほうがポイント高いような気がしませんか!? 【まめこさんプロフィール】 作家、イラストレーター。『覚えておきたい!家事の基本大百科』は、料理・掃除洗濯・マナー・生活全般の基本を、まめこさんがイラストで紹介した近著。今回の「おいしいおにぎりの作り方」のように、今さら聞けない超基本が満載です。ほか、著書に『あれも、これも、おいしい手作り生活。』『体がよろこぶ!旬の食材カレンダー』など <TEXT/女子SPA!編集部>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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