おいし~!年末の築地で人気の「玉子焼き」4店を食べ比べしてみた
クリスマスが終わり、年末に向けてさらに活気を帯びる場所といえば、東京・中央区の築地市場。銀座から地下鉄で2駅という都心に位置し、観光客にも大人気です。
SPA!編集部のある港区海岸からもタクシーで1メーターという距離。徹夜明けに朝ごはんを食べんに行ったり、そのまま一杯やり始めてしまったり……という人も。
市場では、食材を運ぶターレーと呼ばれる車両やトラックが行き交う中、一般客たちは食べ歩きや買い物に夢中……危うくひかれそう、なんて光景もしばしば。
狭い場内の混雑や建物の老朽化など抱える問題も多く、1999年頃から移転が検討されるようになりました。
一方で、移転候補地の江東区豊洲の元東京ガスの跡地からは汚染物質が検出され、食の安全が取り沙汰されたり、「築地市場は“築地”にあってこそ」といった声もあったりで……賛否両論のなか、2017年11月には、豊洲新市場への移転が予定されているそうです。
さて、そんな築地市場で新鮮な魚介類に次いで人気なのが、焼きたての「玉子焼き」。
新大橋通りから築地市場外の波除稲荷神社に向かう道沿いには、あの有名なテリー伊藤さんの実家の玉子焼き屋さんを始め、名店が軒を連ねます。
なかでも、串に刺した食べ切りサイズは、寒い季節の食べ歩きにぴったり。
おせちにも欠かせない玉子焼きをさっそく食べ比べ。
一店目は、千葉県産の「地養卵」という厳選した赤玉たまごを100%使用の「大定」。
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焼きたての「ほか玉」は120円。
甘みと焼き目のほんのり香ばしさも加わって、懐かしいお弁当の玉子焼きに近い味です。
次は昭和24年創業の「山長」へ。食べ歩きサイズの「串玉」100円はいつも大行列。甘口と甘さ控えめから味が選べる上、大根おろしものせてもらえます(お昼近くや年末は大根おろしが、なくなります)。化学調味料、旨味調味料は一切使用せず、鰹節のみというダシの風味が口の中で広がって……目の前には「生ビール冷えてます」の看板も。飲まずにいられない味わいです。
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そこから数件隣りには「丸武」。あのテリー伊藤さんのお兄さん、ちょっと強面のアニー伊藤さんも店先によくいらっしゃいます。
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「玉子焼き 焼きたて」は100円。
薄めの味つけで、ふわっふわです。
が……串は年内はお休みとのこと。
お正月用の玉子焼きだけでも職人さんたちは大変そう。
普段はここで焼いているのですが、
持ち帰りの玉子焼きのラインナップのなかでは、みつば入りにワサビを添えて日本酒のおつまみに、というのが個人的にはオススメです!
次は、百貨店や駅ナカでも見かける「松露」。
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この日、串はなかったものの、カップ入りで食べやすい「SHOUROキューブ」や、ひと口サイズでいろいろな味が楽しめる7種盛りはこの店ならではのアイデア商品。
ついでに立ち寄ってみたプロ向けの「場内」は、多くの店舗が昼前には売り切れだったり、閉店していたり……ここ「山勇」もすでに終了。
ゼーロ~♪ の日テレ「NEWS ZERO」キャスター・山岸舞彩さんのご実家だそうです。
都心でこんな食べ歩きができるのもあと数年。
築地に行ったら、玉子焼き串……ぜひお試しを!
<TEXT/女子SPA!編集部>