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「30代・アート系女子」は男性からどう見える?

今や、すっかり定着した感のある「大人女子」という言葉。「いつまでも自分を大好きでいるために、30歳を過ぎても女のコの気持ちを忘れない!」という女性が増えているのだ。30過ぎて女子もないだろ、と流してしまうなかれ。“自分大好き”を公言し、“女子”であることに執着する30代――。そんな大人女子と付き合ったことのある男性に、彼女たちの暴走恋愛パワーを告白してもらった。

アート系美女(37歳・自称映画評論家)と別れた男性の証言

アート系女子 引きずるようなロングスカートに革ジャン姿。メイクはアイラインでバッチリ目の周りを囲んで「外国人が好むアジア人」を再現。そのくせ、態度と自己主張のデカさだけは海外セレブばり……。コンサル会社勤務の山下雄平さん(仮名・36歳)は、ここ日本では誰からも需要がなさそうな自称「映画評論家」に振り回された過去を持つ。「評論家っていってもミニコミ誌にコラムを書いているだけなんですけどね」。  その彼女、学生時代から自主制作映画を撮っていただけでは飽き足らず、実家が裕福なこともあってNYの大学院に留学。帰国後に職に就いた気配はなく、気まぐれでカメラを回したり、無報酬の文章を書くくらい。 「最初は、アーティスティックな雰囲気がいいなって思っちゃったんです。美人だったし」。しかし、「私の才能をわかってくれる人がいないのよね」という、現実の見えていない発言や、身勝手な行動にだんだんイライラしてきた山下さん。「外で飯を食っているときも、俺がまだ食っているのに、<何で私のこと待たせるの? ダルい>と置いていかれたことも」。  しかし、こうした振る舞いを責めると、かえって逆効果。 「<どうして私のことをわかってくれないの?>と、突如キレてどなり散らし、俺のモノを窓から投げ捨てるんですよ」。結局山下さんのほうからお引き取り願ったが、最後に放った彼女の言葉が強烈だった。 「そんなチキンだから、日本人はダメなんだよ」。こうして、彼女は「外国人専門」に。外国人なら職業、性格は一切不問らしく、今は英会話講師と付き合っているという。

女性への教訓

日本の男性はチキンですから、アートな個性は隠したほうが無難です。 イラスト/ただりえこ ― 30代[自分大好き女子]の暴走恋愛【2】 ―
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