うみくんを襲った恐ろしい病【ケニア・ドイの猫写ニッキ】

カメラマンのケニア・ドイと申します。誰もが気になる(?)隣りの犬・猫ライフ。譲渡会や里親募集サイトから家族になった犬・猫にスポットをあて、撮影取材をしていきます。 ⇒【前編】「猫は人を変える」はコチラ

「女の子が飼いたい!」

 二匹の男の子を家に迎えた一年後には、三毛猫の女の子、「もも」ちゃんがやってきました。「女の子が飼いたい!」と言い出したのは、まさかのmakoさんの方からでした。あの猫を飼うことに消極的でマイナス面しか考えなかった男のこの変わりように、私はその場で噴いてしまいました(失礼!)。
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美猫のももちゃんは1歳8ヶ月の女の子

 ももちゃんは神社に捨てられていた子猫で、個人のボランティアさんに保護され、cheecoさんの友人を介してこの家に迎え入れられることに。  先住猫2匹と新参者の子猫はいったん隔離して、時間をかけて徐々に対面させていき慣れさせていきました。そのかいあって同居後、仲の良い関係を築いていけたといいます。
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とうちゃんが好きにゃー

うみくん、虹の橋を渡る

 猫の体温から生きていることを感じ、いやされる毎日を過ごす夫婦はますます猫にのめり込んで行きます。そんな幸せの絶頂のある日、うみくんが「FIP/猫伝染性腹膜炎」という病気に感染してしまいます。
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ぼくには家族がいるし、新しいきょうだいもできたんだ

 この病気に対していまのところ有効な治療法がなく、発症すると死亡率がとても高い病気です。献身的な介護をするも発症してからわずか2ヶ月後、1歳8ヶ月という若さでうみくんは、虹の橋を渡っていきました。
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そらくん、うみくんも後ろから見守っていますよ

⇒【後編】「悲しみを乗り越えて子猫を迎える」に続く <TEXT・PHOTO/ケニア・ ドイ> ●cheecoさんのブログ『「そら」も「うみ」も「もも」も「ふう」も』http://ameblo.jp/cheeco-bros/ ●東京都で譲渡会を開催しているボランティアグループ「幸せにゃんこ」⇒http://www.shiawasenyanko.com ― ケニア・ドイの猫写ニッキ【2】 ― 【ケニア・ ドイ】 アーティストのグラビアなどを数多く手がけ、人物撮影を得意とするスチールカメラマンが5年の修業期間を経て2011年、猫カメラマンになることを宣言。雑誌、WEB、SNS等で猫写真を発表し続ける。ファースト写真集『ぽちゃ猫ワンダー』(河出書房新社刊)好評発売中。 ●「ケニア・ドイの怪盗猫団団」https://www.facebook.com/nekodandan
ケニア・ドイ
アーティストのグラビアなどを数多く手がけ、人物撮影を得意とするスチールカメラマンが5年の修業期間を経て2011年、猫カメラマンになることを宣言。雑誌、WEB、SNS等で猫写真を発表し続ける。
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