ビューラーやマスカラで傷んだ「まつ毛」、このままじゃスカスカに!
今やファッションもメイクもナチュラルがトレンド。少し前に流行った、付けまつ毛や盛り盛りマスカラは「ひじきまつ毛」などと呼ばれて下火になっています(女子SPA!の過去記事、「ダサメイク5つのNG、典型は”浪速のエリカ様”!」でもお伝えしたとおり)。
となると、生えている“自まつ毛”そのものをいかに魅力的にするかで、勝負が分かれるわけです!

ところが、私たちは知らないうちに、まつ毛にかなりのダメージを与えてしまっています。
・ビューラーでギュッとカールさせる時に、まつ毛が抜ける・切れる。
・マスカラを落とす時も、こすったり引っ張ったりして、まつ毛が抜ける・切れる。
・まつ毛エクステの接着剤や、まつげパーマなどで、まつ毛が傷んでしまう。
・頭髪と同じく、まつ毛も老化する。年齢と共に、抜けてスカスカになったり、細くコシがなくなったりする。
頭髪はトリートメントでケアするのに、まつ毛は……しまった、何もしていなかった! というわけで、まつ毛ケアがガゼン注目を浴びているわけです。
●まつ毛育毛剤
「まつげの発毛を促進して量を増やす」もの。「ルミガン」や「クラッシュビスタ(旧名・ラティース)」が有名で、どちらも医療用に開発された医薬品です。導入しているクリニック・眼科も増えています。市販の育毛剤を適当に買うより、医師にきちんと処方してもらうほうが安心ですね。
●まつ毛美容液
まつ毛にハリやコシを与えて健康な状態にするコスメ商品。発毛するわけではないですが、抜け毛を防いだり、今あるまつ毛が長く太くなると言われています。
正しいコスメ情報を伝えるために設立された「日本コスメティック協会」理事長で皮膚科専門医の岩本麻奈さんに、まつ毛美容液に期待できることと、有効な成分を聞いてみたところ……
1.毛根に作用……血行をよくして毛の成長を促したり、抜け毛を抑えるなど。
成分としては、プラセンタ、ウィドラシュ(ペプチド)、オタネニンジン、センブリエキス、酢酸トコフェノール、パンテノール、セリシン、M-034など。
2.毛に作用……うすい膜をつくって、まつ毛を保護する。
成分としては、ケラチン、フィブロイン(シルクエキス)など。
とのことでした。
クリニックに行って育毛を目指す前に、まずは手に入りやすい美容液を試してみるのがいいかもしれないですね。
まつ毛美容液はいろいろなメーカーから発売されているので、価格帯別に人気アイテムの例を挙げてみました。
●1万円~の例
Revitalash Advanced 2.0(リバイタラッシュ アドバンスド)
98USドル(約1万2000円)
Athena Cosmetics, Inc.,
アメリカで眼科医が開発して大ヒット、日本では直販されていないけれど人気がある。ただし、偽造品が出回って瞼が腫れるなど副作用も。買うときには正規輸入品を見極めたい。
https://www.revitalash.com/
●5000~6000円の例
EMARKED(エマーキット)
税込5500円(定期購入なら初回税込2200円)
水橋保寿堂製薬
富山で60年続いている製薬会社が作ったまつ毛美容液。パンテノールやシルクアミノ酸成分がまつ毛のダメージを防ぐ。保湿成分のヒアルロン酸や、ブドウ種子エキスなどの植物成分が配合され、まつ毛を健康な状態に保ってくれる。
http://gungunmatsuge.com/emaked06_yg/mb/index.html
●1000~2000円の例
スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュ
税込1730円(定期購入なら初回税込1471円)
アンファー
頭皮ケア用のシャンプーなどで有名な「スカルプD」のまつ毛美容液。3種のペプチド他の美容成分で、ハリコシを与える。
http://sd-beaute.angfa-store.jp/eyelash_lp/
もちろん、ビューラーやマスカラ落としを、そっと丁寧にやることも基本。ナチュラルメイク時代にバッチリ映える、”自まつ毛”を育てたいものですね!
<TEXT/女子SPA!編集部>

まつ毛は毎日ダメージを受けている


