Gourmet

秋野菜は「トースターで焼くだけ」が一番おいしい

 焼け焼け、美味しい秋野菜。

豚バラしいたけ 秋野菜が美味しい季節になりました。ナス、きのこ、レンコン、さつまいも……。香り高くて、旨みたっぷりのラインナップ。想像しただけで、夏の終わりの物悲しさが吹っ飛びます。食欲の秋ですから、旬の味覚をたっぷり楽しみたいですよね。

 しかし気になるのは、食べ過ぎによる体重増加。夏のダイエットの努力むなしく、脂肪の「倍返し!」が恐ろしい季節でもあります。

 そこで今回は、秋野菜をヘルシーに調理して、夏バテや美容に効果的な食べ方をご提案。世界一コストパフォーマンスの高い調理家電「トースター」を大活躍させ、もっと美味しい秋野菜の食べ方をご紹介します。

秋野菜をトースターで焼く5つのメリット



 なんと、2000円代から手に入るトースター。秋野菜を焼く上での魅力を、5つにまとめました。

(1)素材本来の美味しさが楽しめる
香り良し、旨み良し、食感良しの秋野菜。これらの魅力をバランス良く引き出すのは、「シンプルに焼く」のが一番。

(2)「旨味」や「甘み」がアップ
しいたけの旨み成分「グアニル酸」は、加熱により更にアップ。また、さつまいもは、じっくり焼くことにより、でんぷんが糖質に変わり、甘みがアップ。

(3)柔らかく、ふんわり、ジューシーに
フライパンで焼くのと比べ、熱が均等にじんわり当たるため、ふっくらジューシーな仕上がりに。

(4)最もヘルシーな調理法
オーブンシートの上に素材を置いて焼くだけなので、調理油は一切不要。炒めものや揚げ物に比べて断然ヘルシー。

(5)調理がカンタン
トースターに入れて焼くだけ、菜箸と皿さえあれば調理可能。焼き具合を調整しやすいのも魅力。

 お待たせしました。それでは、「もっと美味しくなる秋野菜のトースターレシピ」をご紹介します。

夏バテ・残暑のぼせには、みずみずしい「焼きナス」



秋茄子「秋茄子は嫁に食わすな」と言われるほど、今の時期のナスは、身がしまって極上の味。美味しく仕上げるポイントは、ナスの選び方と焼き時間にありました。

【ナスの選び方】
品種改良が進み、様々なナスが店頭に並びます。焼きナスには、「みずみずしさ」と「凝縮された旨み」を両方合わせ持つ品種がオススメ。「細長い」ほどみずみずしく、緑色の皮の「青ナス」は旨みがたっぷり含まれます。細長くて緑皮の「長緑」という品種が最もオススメですが、手に入らない場合は、どちらかのポイントをおさえましょう。

秋茄子

ナスといっても様々、好みの品種を探すのも楽しい。

【焼き方】

(1)ナスを洗う。細長いものはそのまま、丸くて大きいものは、トースターに入るよう半分に切る。

(2)トースターに入れて強火で焼く。半分に切ったものは、内側を下にして皮を焼く。まるごとのものは、時々転がす。皮が黒くパリパリしてきたら取り出し、熱いうちに皮をむく。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=30475

胃腸疲れ・滋養強壮には、「レンコンからすみ」



レンコン みずみずしくシャキシャキとした歯ごたえが魅力の「新レンコン」が出回ります。レンコンは、胃壁の保護や貧血予防、美容効果も絶大の秋野菜。目の疲れに効くビタミンAを含む「カラスミ」を合わせました。

【焼き方】

(1)レンコンを洗って、皮をむく。アク抜きは不要。怪我をしないよう、注意をしながら5ミリの厚さに切り揃える。

(2)トースターの強で3分~5分焼く。焼き上がりの30秒前にカラスミを乗せる。彩りにカイワレを添えて。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=30477

夏太り・むくみには、「ハーブ焼き芋」



ハーブ焼き芋 さつまいもも新物が出始めます。まるごと1本の焼き芋は、しずかちゃんも大好物なほどトロリと美味ですが、食べ過ぎには要注意。ダイエットやむくみには、輪切りにしてハーブとオリーブオイルを振りかけて。便秘解消、つややかな肌作りに役立ちます。少しずつゆっくり食べられるので、食べ過ぎも防げます。

【焼き方】

(1)さつまいもを洗って、1センチの厚さに切り揃え、ホイルで包む。

(2)トースターの強で7分程度焼く。包んだホイルを開け、表面に軽く焼き色をつける。皿に盛って、オリーブオイルとハーブミックスをトッピングする。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=30478

美肌づくりのためには、「豚バラしいたけ」



豚バラしいたけ 食物繊維の豊富なしいたけは、香りと厚みが凝縮された「原木しいたけ」が出まわるチャンス。年中出回る「菌床」とは別格の味。美肌効果を高めるため、ビタミンB1、B2をたっぷり含む豚バラを合わせました。ジューシーさがたまらない一品です。

【焼き方】

(1)しいたけは、濡れた布巾でやさしく拭いて汚れを落とす。水洗いは厳禁。石づきを切り取る。豚バラをクルクルと巻き、しいたけの内径の太さにしてギュッと押し込む。軽く塩を振る。

(2)トースターの強で5~7分程度焼く。豚肉に火が通れば良い。レモン汁をかけて食べる。

季節の変わり目の美容対策「焼きアボカドのグラタン」



 最後に、秋野菜ではないですが、焼くともっと美味しくなる果物「アボカド」をご紹介。アボカドは栄養価が高く、美容効果もバツグンですから是非お試しを!あまりの美味しさにほっぺが落ちちゃいます。

【焼き方】

(1)アボカドを半分に切り、種を除く。表面にレモン汁を塗る。カニ缶の中身を取り出し、マヨネーズとコショウで軽く味付けし、くぼみにたっぷり入れる。

(2)トースターの強で15分程度焼く。表面がきつね色になればOK。醤油を垂らして食べる。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=30555

<TEXT , PHOTO/料理研究家・スギアカツキ>

スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@akatsukinohana




あなたにおすすめ