女性が大好きだけど着ると痛い“禁止アイテム”3つ
スタイリストの山本あきこさんと、女子SPA!連載でもおなじみのメンズバイヤー&ブロガーMBさん。シンプルでおしゃれなスタイルを提唱する2人が初めて対談しました。
前編「今このファッションはナシ!捨てるべきアイテムをプロに聞く」http://joshi-spa.jp/373502は、「これはやめて!」というNGファッションから。筆頭に挙がったのは、トレンカ、ショルダーバッグの斜め掛けでした!
SPA!:トレンカやバッグ斜め掛けの他にはありますか? 女子SPA!世代がやめたほうがいいものは。
山本:フリル、レース!
MB:ああー、それわかります。
山本:私は、「ネイビーで女性らしさを出そう」って本にも書いていて。ネイビーの透けたブラウスなどで女性らしさを出すスタイリングを提案しています。淡いピンクとかフリルじゃなくて。フリルやレースって、やっぱりちょっと痛く見えがちなんですよ。
MB:そんな“女性らしさ”を強調しなくてもっていうのがありますよね。フリルじゃなくて素材感で女性らしさって出せるじゃないですか。ツヤ感やドレープが入るような素材だったら、普通のシンプルなカットソーやブラウスでもおしゃれに女性っぽく見えると思うんです。何故フリルでそれを表現しようとするのか? と。
山本:そうですよね。
MB:しかもピンク、みたいな。
山本:ピンクも確かに可愛いじゃないですか、女子は基本ピンク好きだし。でもピンクでもベージュピンクを選んで、シンプルなデザインでドレープやカッティングがきれいとか、そういったところで女性らしさを出せばいいと思うんです。何度も言いますがフリルじゃなくて。
SPA!:ピンクのフリルは何才までですか?
山本:23、4才。新卒くらいまででしょうか。それだけで完成されちゃってるデザインだから、可愛め以外に着れないっていうのがイマイチ。
衿にフリルやリボンがついてたりするとアクセが映えないし、それでしか着れないので。シンプルなものをベースに持って、小物使いでアレンジするのが鉄則だと思います。
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フリルとレースとピンク、斜め掛け、トレンカ……。アナタのクローゼットにも眠っていないかチェックしてみて! 次回も引き続きNGアイテム、そして着るべきモテアイテムについてもお話をうかがいます!
<取材・文/ありまみほ 撮影/難波雄史>
【山本あきこ】
スタイリスト。証券会社、アパレル販売を経て、女性誌の専属アシスタントに。26歳で独立し、雑誌、広告などのスタイリングを手掛ける。これまでにつくってきたスタイルは1万コーディネート以上。近況や個人向けのサービスはブログ『Roccostyle.』にて紹介。2015年4月に発売した書籍『いつもの服をそのまま着ているだけなのになぜだかおしゃれに見える』((ダイヤモンド社)がロングセラーに
【MB】
メンズファッションのバイヤー(レディスのキャリアもあり)。年間数十のブランドの展示会に足を運び、買いつけを行う。年間取引量は億を超える。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」は、女性が読んでも参考になる。また、メルマガ「最も早くオシャレになる方法」では、「安くてオシャレになるアイテム」を紹介し即完が続出。初の著書『最速でおしゃれに見せる方法』を扶桑社より発売
24歳以上はフリル・レース・ピンク禁止
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