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ゲーム女子は恋愛経験値が高め!?意外なモテポイントとは?

 ゲーム女子といえば、「奥手で恋愛は苦手な人たち」というイメージがありますが、最近のゲーム女子には、実はモテる人たちが多いとか。そこで、ゲームする女性がなぜモテるのか、男女の恋愛事情に詳しい「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこさんにお伺いしました。

ゲームのお陰で“ツンデレ”になれる!?

ゲーム女子―――にらさわさん、ゲーム女子がモテるって本当ですか? にらさわあきこさん(以下、にらさわ):そうですね、モテる人は多いと思います。理由はいくつかあるのですが、前提として、今のゲーム女性たちには、“見るからにオタク”という人は少なくて、皆さん、普通にお洒落です。また、コミュニケーション下手な人も少なく、本当に普通の女性と同じ雰囲気ということを踏まえて申し上げますね。  まず、ゲームする女性たちがゲームを始めたきっかけが、男兄弟や男ともだちの影響であることが多いので、男性が身近にいる環境に身を置く人が多いんです。そこがモテ要素の一つです。 ―――なるほど。 にらさわ:また、ゲームをすると、ゲームを完了させるために毎日画面を開くことになるのですが、そのために“恋愛オンリー”にならないで済むのもモテる理由になります。  私は長らく恋愛相談を行ってきているのですが、恋愛が失敗する女性ほど“恋愛オンリー”になりがちで、彼氏べったりになるのですよね。だけどそうなると、男性が疲れてきて、彼女をうざく感じ始める…。  その点、ゲームをする女性たちは、彼がいてもゲームが盛り上がっているときは彼を邪険にできるので、自然に“ツンデレ”の状態が作れますし、彼と会えなくても“むしろゲームができる”と一人時間を喜んでいる。それもまた、大きなモテ要素です。

シミュレーションで日頃から訓練

にらさわ:“恋愛シミュレーションゲーム”で、日頃から恋愛の訓練をしているため、男性選びに間違いが少ないという理由もあげられます。私もゲームをしないので知らなかったのですが、最近のゲームやアプリでは、色んなタイプの男性との恋愛ストーリーを読むようなものが人気なんですね。なので、プレイヤーは、自分が主人公となっていろんな人との恋を何回も体験できる! これが大きなメリットなのですね。 ―――具体的には? にらさわ:一つは、ダメンズにひっかかりづらくなりますね。実際、ゲームをする女性には、堅実な男性を選んでいる人が多いのですが、それというのもまた、ゲームやアプリで日頃から感度を磨いているからなんです。  モテる男性というのは、ある年齢以上になると、ちょっと“イワク”のある人が多いのですが、普通はどうしても“イワク”より“イケてる”部分に目が行ってしまいますよね。だけど、ゲームをする女性たちは、ゲーム上で既にイケメンとの恋を実現していますから、そのさらに先にある“相性”や“人柄”を見れるようになっているんです。  最近ネットで話題になった、『ダウト~嘘つき男は誰?』で言いますと、残念美人の主人公が10人のイケメンの中からダメ男を見ぬいていくというゲームなんですが、そのなかにダメ男を見抜くポイントが散りばめられています。
ダウト

ダウト~嘘つきオトコは誰?~ HPより http://koi-game.voltage.co.jp/title/doubt/index.html

自分に合う“タイプ”がわかる

―――経験値が髙くなっていくんですね。 にらさわ:はい、さまざまな恋愛ゲームには、イケメンや富豪、王子様など、女性が飛びつきたくなるようなタイプがたくさん出てきますので、ゲームをする女性たちは、ある意味、“イケメン慣れ”してくるんです。そのおかげで、男性の“イケ度”にさほど惑わされずに、“自分に合った男性”を見る目が養われていくんですね。これは、イメージングのたまものでしょう。  実は、拙著『必ず結婚できる45のルール』でも書いたのですが、いろんなタイプの男性と恋のイメージをするのは本当に大切で、想像することで、自分の“重視ポイント”がわかるようになるんです。  例えば、ジャニーズの嵐で言うならば、『最初は翔君に惹かれて、グループを見るようになったけど、しばらく全員を見ているうちに、自分に合うのは相葉ちゃんだなとわかった』などという風に、ある程度の期間、男性をグループで見ることで、見た目だけにこだわらない“総合判断”ができるようになってくるんです。ゲームによっては、それと同じことが体験できるということです。 ―――例えばどんなゲームですか? にらさわ:先の『ダウト~嘘つき男は誰?』『花より男子~F4とファーストキス』などを配信しているアプリ制作会社・ボルテージは80タイトル以上と恋愛のシミュレーションができるアプリが充実していますし、最近では、セガゲームス セガネットワークス カンパニーが出した『夢色キャスト』も人気があるようです」 ―――ありがとうございました。  予想外にたくさん出ているらしい“恋愛シミュレーションゲーム”。にらさわさんによると、女性はゲームをする人でも、ゲームだけに没頭するのではなく、『仕事も恋もお洒落も楽しみたい』と適度なエッセンスとして取り入れる人が多いとか。ハマり過ぎないでモテるようになるのなら、チェックしてみようかな。 <TEXT/市吉いとこ PHOTO/Sergey Sukhorukov> 【にらさわあきこプロフィール】 NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛・美容などの分野で取材・執筆活動を行なう。著書に、『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)『婚活の神様! 』 など。恋愛・婚活研究所を主宰。『WEDGE(ウェッジ) Infinity』で「未婚大国ニッポン~“絆”のゆくえ」を連載中
市吉いとこ
ライター。恋愛や結婚に興味はあるが、気がつけば彼氏いない歴ウン年。出会いに関して取材を続けている。アラサー。
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