「生理中は妊娠しない」はウソ!“ゴムなし”で予想外の病気にも
普段何げなくやっている生活習慣が、実は健康にさまざまな悪影響を及ぼしていた!? 今回は、夜の営みについて紹介する。
「生理中なら大丈夫だよ」と彼氏に押し切られ、ついつい“ゴムなし”でしてしまったことがある人もいるかもしれない。しかし、日本家族計画協会理事長の北村邦夫氏はこう警鐘を鳴らす。
「『生理だから妊娠しない』と確実にいえるのは3日目まで。しかも一般の人には生理と排卵出血の区別がつかないこともあり、妊娠の危険性は十分ありえます」
さらに、北村氏は「生理中の性行為はさまざま病気を引き起こすこともある」と続ける。
「生理中に限らず、コンドームなしですれば、クラミジアや淋病、HIVをはじめとする性感染症になるリスクは当然高まります。『浮気や風俗通いをしているわけじゃないし、自分や彼女が病気を持っているはずがない』と思って安心するのは大間違い。
性感染症は、一度感染すると治癒しても再発する場合も多いので、自覚症状のないまま性感染症をまき散らしている可能性もあるんです」
場合によっては、別の病気も引き起こす。
「女性の場合は経血が逆流して子宮内膜症の原因に。男性の場合は経血に含まれたHIVに感染する危険性も高まります。淋菌などの病原菌が尿道の粘膜に付着し、繁殖。結果、尿道炎になることも」
コンドームは避妊のためだけにつけるのではなく、安全な性生活を送るうえで重要だ。
女子SPA!連載陣の森林原人氏も、夜の営みに関して思いやりがない人は日常生活でも思いやりがかけており、ゴムをつけたがらない男とは別れたほうがいいとすすめている。
-要注意!危険な生活習慣【6】-
生理中なら妊娠しないは間違い
性感染症になるリスクも
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