「ヒュー・ジャックマン=リアルヒーロー説」で沸くメディアの過熱をよそに、当のおヒュー様はこの救出劇を「たいしたことではない」とご謙遜。
後日メルボルンで行われた新作プレミア後にテレビ取材に答え、「大げさに報道されてしまって息子が恥ずかしがっているよ。あれくらいの波はオーストラリア育ちの僕にとったらなんてことない。ボクの子どもたちはアメリカ生活が長過ぎるのが良くない。もっと頻繁にオーストラリアを訪れて、ビーチに連れ出すようにしないとヤバイな」と冗談めかして語ったと『Daily Mail』が伝えています。
「紳士的で人の良い」ハリウッドスターとしても有名なヒュー。ここにまた、彼のイイ人伝説が追加されたと言えそうです。
自分の危険を顧みず人助けをしたスターは他にもいます。
オスカー俳優のジェイミー・フォックス(48歳)は今年1月、自宅前で1台の車が事故を起こし横転した際に、炎上する車の窓を叩き割りシートベルトを切って車中に残されたドライバーを救出。ケイト・ウィンスレット(40歳)は2011年に、落雷で火事になった別荘に一人果敢に飛び込んで行って、ヴァージン・グループの創業者リチャード・ブロンソンの母を救助しています。
また、デビッド・ベッカム(40歳)は2か月前、道端で倒れた老人を救急救命士とともにアシスト。老人に紅茶やコーヒーを買って来る優しさを見せたとか。怪優ジョン・マルコヴィッチ(62歳)も2013年に、転倒し首をザックリ切って血を流している男性をタオルで止血、救急隊員が来るまで慌てふためく男性の妻をなだめながら一緒に待ってあげたという逸話があります。
Source:
『The Guardian』 http://bit.ly/1Snrb2k
『Daily Mail』 http://dailym.ai/25z0U8q
『ABC News』 http://abcn.ws/1OGWfX1, http://abcn.ws/ZJBLtD, http://abcn.ws/1PIcWkj
<TEXT/橘エコ>
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【橘エコ】
アメリカ在住のアラフォー・ブロガー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ハリウッド最新映画レビューやゴシップ情報などのほか、アメリカ女子を定点観測してはその実情をブログで発信中。WEBマガジン「milkik」では「アメかじシネマ」「愉快なアメリカ女子」を連載中(
http://milkik.com/)
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。