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不安をアオる“就活産業”に踊らされるな

 就職活動の本格スタートで、就活マニュアル本を読んだり、就職塾やセミナー通いに忙しい学生も多いだろう。ところが、それが余計に就活を複雑にしている、と指摘する人もいる。

ほとんどのマニュアル本やセミナーは役に立ちません



就活産業 就活イベントなどを運営し、採用事情に詳しいライターのY氏は「最近の就活生は“就活産業”に踊らされている」と嘆く。Y氏が指す就活産業とは、マニュアル本やセミナーで儲けるコンサルタントや企業のこと。

「ほとんどのマニュアル本やセミナーは役に立ちません。彼らは『これで絶対内定!』とさまざまな“就活攻略法”を提案しますが、毎年、言うことが変わる。学生を混乱させているようにしか見えないのです」

 面接官たちに話を聞くと、企業が学生に求める“能力”とは「まともに会話ができる」(マスコミ社員)、「社風に合いそう」(メーカー役員)、「打たれ強そう」(流通)といった程度のもの。

 だが、“就活産業”で稼ぐ人々は、「普通の学生でも大丈夫」では困ってしまう。

「だから、さまざまな切り口で学生の不安をアオり、『商材』を買わせる。就活はあくまで『採用側の都合』に左右される。外側から『これで大丈夫!』などとよく言えるものです」(Y氏)

 もし受からなくても、たまたま採用側の都合に合わなかっただけのこと。オノレの内面を探求しすぎて迷宮に入り込まないように!

―就活本ではわからない面接官のホンネ【6】―




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