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就活してると吐きそうに…悪循環のパターン

 就活戦線が本格的にスタートした12月。早々に内定が出る人と、いつまでたっても出ない人は、どこが違うのだろうか?

 去年就活をしたセンパイたちに話を聞いた。

就活が「楽しい」人と、「吐きそうになる」人



 まずは、早々にIT系コンサル会社から内定をもらったU君。

「2年生の頃から将来を見すえて積極的に課外活動に参加して、これまで複数の会社でインターンをしてきました。就活に対する意識の高さが評価に繋がったと思います」

 良い悪いは別として、人よりも1年以上も早くから就活を始めていた彼にとっては、当然の結果なのかもしれない。

 また、実際の面接のコツについて、U君はこう語った。

「志望動機が“なんとなく”の程度から抜けられないと、面接でボロが出てしまう。僕は、将来的な目標が“日本の中小企業の海外展開の支援”なので、それを軸に会社との親和性をアピールしました」

 ともあれ、彼らのように早々に内定を取れるのはごく少数派。ほとんどの就活生は、慣れない説明会やエントリーシートで苦労するものだ。

 映画業界志望のBさんは、そんな急激な状況の変化になかなかなじめず、家に引きこもり気味になってしまったそうだ。

「説明会とか、みんな同じ格好で同じようなキリッとした顔で話を聞いている場が……なんかもう気持ち悪いです」

 何より印象的だったのは、就活に対する”気持ち”の違いだ。

 内定が早々に出たU君は「就活を楽しんでいる人は強いと思います!」と言う。希望業種から内定は出たあとも、「就活は楽しいから」ゆるく続けたそうだ。

 一方で、Bさんは「エントリーシートを書いていると、吐きそうになるんです……」。「流されるように就活をしている自分がキライ」と話すBさんは、映画業界以外は一切受けなかったと言う。

 自分の思い込みで業種を絞り込みすぎないほうがいいのだが、他業種を受けることは、Bさんにとってそれこそ「流されている」と自己嫌悪に陥ってしまうのだろう。

 吐きそうになるほど就活が嫌で、暗い表情で面接に行くと、受かるものも受からない……まさに悪循。

 それぞれの性格もあるから一概には言えないけれど、なるべく深刻にならずに、「たかが就活」「社会勉強として楽しもう」ぐらいに構えたほうがいいかもしれない。

― 就活本ではわからない面接官のホンネ【7】 ―




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