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略奪婚の代償は貧乏生活だった、養育費に月11万、財産分与で貯金はほぼゼロ…

 結婚への焦りからダメンズばかり捕まえていた女性が、ようやくつかんだ幸せ。しかしそこには、大きな落とし穴が潜んでいました。誰かを不幸にして実らせる幸せは、それなりの覚悟が必要なようです。

ダメ男と別れ、エリート上司と結ばれた…と思いきや



略奪婚 大手企業の契約社員だったユイさん(仮名・33歳)が付き合う男性は、なぜかいつもダメンズばかり。当時、結婚を前提に選んだはずの彼は、完全なヒモ男。

 司法試験に挑むイケメンでしたが、気づいたときにはユイさんの貯金をほとんど使い切っていたんだそう。通帳の残高を見て我に返ったユイさんは、ヒモ男と決別。

「そのとき“貯金もない、結婚への道もふりだし”という現実を突きつけられて…。とりあえず、お金のためにしばらく仕事に打ち込むことに決めました。そして、次に付き合う人は絶対に稼いでいる人がいいって決めたんです

 がむしゃらに仕事に打ち込んだ結果、熱意をかわれて責任ある仕事を振ってもらえるようになったユイさん。業務を通じて上司であるAさんと話す機会も増え、ユイさんはだんだんとAさんに惹かれていきます。

「Aさんは有名大学卒で、最短の出世コースを歩むキャリア組。40歳を過ぎているわりにスタイルもいいし、なかなかのイケメンなんですよ。しかも、面倒見がよく部下からの信頼も厚い。まさに理想の結婚相手だったんですよね」

 しかしAさんはすでに妻子ある身。あきらめていたユイさんですが、ある日一線を越える関係に。

「Aさんに、『実はずっと君が気になっていた』って言われたんです。こうなったら、もう略奪一直線ですよ(笑)。なんとしてでも彼の妻になる! って、できる限りの手を尽くしました」

 人知れぬ恋を2年続け、ようやくAさんの離婚が成立。ユイさんは晴れて「Aさんの妻」になります。ようやく手に入れたイケメンエリートの妻の座! の、ハズが……。

会社は左遷、貯金はほぼゼロ!



 大手企業のイケメンエリートとの略奪婚に成功したユイさん。堂々と表を歩ける立場となり、お金に困る生活からも脱し、バラ色の人生がスタートしたように思われました。しかし、思わぬ落とし穴が。

「離婚からたいして間をおかずに結婚したことで、会社に不倫関係だったことがバレてしまったんです。Aさんはキャリア組から外されて左遷。私も正社員登用はおろか、次期更新もしてもらえないことになりました」

 降格と契約終了で収入は激減。しばらくは貯金が頼りだと思っていた矢先、Aさんからとんでもない事実を打ち明けられます。

「結婚前、Aさんは1000万円近い貯金があると言っていました。でも、財産分与で前妻に半額を持っていかれ、さらに慰謝料もかなりの金額を渡したらしいんです。そのせいで、『貯金はほとんどなくなった』と。しかも、2人いる子どもの養育費として毎月6万円払い続ける約束もしていると言うんです」

 不倫が原因とはいえ、アテにしていた貯金はすべて前妻の手元。ショックを隠し切れないユイさんに、Aさんはさらに追い打ちをかけます。

思わぬ理由で略奪貧乏まっしぐら



 なんとAさん、前妻と結婚する前にも離婚の経験があったとのこと。つまり、バツ2。しかも、ひとり目の妻との間にも子どもが一人いて、その子にも毎月5万円の養育費を払い続けているんだそう。

養育費だけで毎月11万円の出費ですよ! 貯金はゼロだし、給料も半分くらいに下がっちゃったし、そのうえ収入の半分ちかくが養育費で消えるなんて……。やっとエリートと結婚できたと思ったのに、結局また極貧生活ですよ」

 略奪してまで手に入れたという意地とプライドもあり、「別れるわけにもいかない」と言うユイさん。現在は養育費の減額交渉を続けるとともに、ユイさんが2つのパートを掛け持ちしてなんとか暮らしているとのこと。

 略奪した代償はあまりにも大きかったようです。

<TEXT/千葉こころ PHOTO/ Photographee.eu>
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千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。




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