賃貸か持ち家か?私が女性にも購入をすすめる理由
マイホームを買うか、賃貸にするか、迷っている人は多いと思います。
わたくし鄭英哲は、公認会計士・税理士以外に、CFP(ファイナンシャルプランナー)や宅地建物取引士の資格も保有しているため、個人からの相談をしばしば受けます。30代後半の独身女性からの相談も多く、特に、生命保険と並んでマイホーム関連の相談をよく受けるのです。
その場合、私は賃貸よりも購入を勧めています。
私自身を例に、購入するとこれだけのメリットがあるという話を簡単にしたいと思います。
====<筆者の自宅の例>=====
① 三菱地所レジデンス※1から新築※2で購入
② 階層:24階
③ 最寄り駅から徒歩3分
④ 広さ:約55平米
⑤ 間取り:2LDK
⑥ ローン金額:4,500万円
⑦ 金利:35年間変動金利 現在0.57% 契約してから一度も利上げなし
⑧ ローン返済:122,000円/月
(※賃貸と比較しやすいよう、頭金ゼロに換算した額)
⑨ 管理費等:20,000/月
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私は、マイホームを購入するとき、半分は財テクとして購入しました。
購入の最大のメリットは、ローンが終われば自分のものになるということです。
仕事をリタイアすると、年金と蓄えだけで生活しなければなりません。この時点でローンが終わっていれば、賃貸の場合に比べてメリットもあります。
・固定資産税といった諸費用しかかからない
・売却して、老人ホームに移ったり、その時に合った住まいに移ることが可能
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※編集部注
マイホーム購入には当然リスクもありますが、ここでは書ききれないので、下記記事をご参考に。
・「家を買って子供を私立に」。この“夢”が地獄の入り口だった
・30代・独身OL、夢のマンション購入からたった6年で、差し押さえになった理由
・「新築マンションは絶対買うな」不動産業者がバラす怖いカラクリ
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私の例を見てみましょう。
上の①~⑤からわかるように、①超大手の高級不動産会社、②タワーマンション、③駅近、④⑤小家族向けの部屋。いかにも人気があって値崩れしにくそうな物件です。