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“恋のしかたを忘れた”バツイチ男性。離婚はやっぱりトラウマ?

 みなさんは恋愛が始まった時、その先の地点に結婚・生活を考えますか?また、セックスについても、「もし子供ができたら……」と考えることはあるでしょうか?

 9月に発表された国立社会保障・人口問題研究所の調査(※)で、18~34歳の独身男女のうち<交際相手なし>が男性69%、女性59%と、過去最高を記録しています。

 いまや普通になった<彼・彼女がいない>独身は、どんな人で、なぜいないのか、その恋愛歴や結婚観は?といったことを取材してみました。今回は番外編として、結婚経験ありのバツイチ男性です。

もはや恋愛対象の作り方がわからない



夕方窓辺男性 シンジさん(仮名・36歳)は、彼女なし歴1年半のフリーライターです。25歳で結婚、31歳で離婚を経験したバツイチで2児の父でもありますが、現在は都内に建てた一軒家で一人暮らしをしています。
 
「彼女が欲しいとか、欲しくないとかという話の前に、もはや恋愛対象の作り方がわからない……そんな次元になってしまいましたね。どうしたら、付き合いたいと思うまでに気持ちを上げられるのか。5年前の離婚の後は、その試行錯誤をしながら生活していたのですが、一回なんとなく彼女をつくってみたことでますますわからなくなってしまった気がします」
 
 シンジさんは、20代のころはパートナーを欠かした時期が全くなかったといいます。しかし、結婚期間を含めて10年以上連れ添った元・奥さんが居なくなった30代は、交際経験はほぼゼロ。1年半前、熱烈にアタックしてきた一回り以上年下の若い女の子と交際を開始したものの、わずか1カ月で破局してしまったそうです。
 
「30代に入ってからも、実は友達以上恋人未満のような女性は何人もいたんです。でも”付き合おう”と一歩踏み込むまでの決定打がなかった。だから、向こうから押してくるのであれば受けて立とうと思ったんですけどね…結局、自分に気持ちがないもんで、あっという間に面倒くさくなっちゃって」
 

恋愛の先の地点に生活・結婚がある



 いいと思う女性がいても、恋愛対象とするのに尻込みしてしまう……。その原因についてを、シンジさんは取材中に改めて自己分析していました。
 
「もしかしたら、子供がいる、ということが大きな枷(カセ)なのかもしれませんね。自分の中には恋愛の先の最終的な地点に生活・結婚があるんです。決して低額でない養育費や自宅のローンを払っている身で、相手の女性に自分の過去の責任まで背負わせていいのか。そこまでしてもらえる価値が自分にあるのか……恐らくそこに悩んでしまうんですね。子供がいない状態だったら、おそらくすぐにでも次の結婚相手を探したと思います」
 
 この自己分析から読み取ることができるのは、シンジさんの「恋愛するならその人との結婚まで考える」という誠実だからこそ重い結婚観です。シンジさんは冒頭で「付き合いたいと思うほど気持ちが上げられない」と言っていましたが、むしろ上げないように自らストップをかけて制御しているように感じました。
 
「セックスに関しても、似たような感覚ですね。子供ができたら……と考えると、とてもセフレなんか作る気になれないです。風俗は生理的にちょっと難しい。性欲が無いとまでは言いませんが、まあ無いなら無いで問題はないです(笑)」
 
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30代はもうあきらめますと語るワケは…

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