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石原さとみが女版・キムタクになりつつある!? 水曜ドラマのココが気になる

女版・キムタクになるのか石原さとみ!

地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子

「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」公式サイトより http://www.ntv.co.jp/jimisugo/

●地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 日本テレビ/毎週水曜22:00~ 出演:石原さとみ、菅田将暉、本田翼  女性ファッション雑誌に憧れて大手出版社に入社した河野悦子(石原さとみ)。配属先は今まで存在さえも知らなかった、原稿の誤りや不備を調べる校閲部(こうえつぶ)。戸惑いながらも、仕事にはまっすぐに向かう悦子。そんなときに偶然出会った大学生・折原幸人(菅田将暉)にも一目惚れ。仕事に恋に、どうする? 河野悦子! 略してコウエツ!!  ドラマの女王・石原さとみが主演となれば待ち焦がれた視聴者も多いはず。視聴率も11.6%と好発進だ。一話完結型のコメディで、ストーリーもテンポが良く飽きがこない。ただちょっと気になるのは、石原さとみの演技が「リッチマン、プアウーマン(2012年7月)」「5→9~私に恋したお坊さん~(2015年10月ともにフジテレビ)」とかぶり気味なこと。昔「キムタクは何を演ってもキムタク伝説」が出たけれど、それと同じイメージだ。魅力的な存在なので、もうちょっと違う角度の彼女が見たかったかも。  印象的だったのが、ドラマ内でイケメン大学生をモデルにスカウトした森尾登代子(本田翼)が、そのまま自宅に住まわせるという荒技。私も女性誌に配属されてさんざんモデルも見つけてきたけど、あんな奇跡はまずなかった、皆無だった。やったらやったで、会社から処罰を受ける羽目になるだろうけど。あと文芸編集部所属の貝塚八郎(青木崇高)。あの雰囲気は文芸部じゃないんだよな、広告部に多いんだよな、とテレビに向かって一人突っ込んでしまった。  そして“地味にスゴイ!”というサブキャッチ。地味って……。校閲って本の制作工程ではものすごく大事な存在なのだから、表現にやや疑問……と、出版に関わる者として僭越ながらひと言、ふた言、いや三言。失礼いたしました。ドラマはとっても楽しいです。 <TEXT/スナイパー小林> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スナイパー小林 プロフィール】 ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
スナイパー小林
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
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