Love

理想の高い女性の婚期が遅れる“本当の理由”

「高め男」の味に慣れてしまう

 では、何が“不幸”なのか?  それは、2軍女子にもかかわらず、1軍男子との恋愛が楽しめてしまうこと。  それは、1軍男子の整ったルックスや財力からなる“高級おもてなしデート”の味を知ってしまうこと。そして、それに慣れてしまうこと。  もうお分かりですよね。  一般的に考えて2軍女子であれば、本命彼女にしてもらえたり結婚相手として見てもらえる釣り合うお相手は2軍男子。  けれど、事実としては“ただ遊ばれていただけ”にもかかわらず、1軍男子との疑似恋愛で1軍男子のルックスやおもてなしの味を占めてしまう。それが自分の恋愛水準のスタンダードだと勘違いしてしまう。  ゆえに、現実的な恋愛対象として向き合うべき相手である2軍男子にはあまり惹かれなくなってしまう。イイ感じになっていても途中で物足りなさを感じてしまう。本来、お似合いのはずの2軍男子との恋愛が、自分の中でランクを下げた“妥協の恋愛”のように思えてしまう。  そうなると、負のスパイラルです。1軍男子に遊ばれてしまうが、2軍男子では満足できなくなっており、また1軍男子を好きになってしまう。その繰り返し。結果、婚期がズルズル、ズルズル遅れてゆく……と。  この負のスパイラルから抜け出すには、自分を大事にしてくれそうだけど興味のない2軍男子をつまらないと考えず、まずは一定期間付き合ってみることをおすすめします。1軍男子と一緒にいる時に感じていた「私のこと、本当に好きなのかな?」という不安感が一切ない付き合いがこんなにも幸せなものなのか、ということに気づくはずですよ。 <TEXT/堺屋大地> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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