
各メディアで元教団幹部が語っているのをまとめると、2001年のニコールとの離婚は彼女の父親がサイエントロジーの存在を認めない精神科医だったため。2012年のケイティとの離婚は元々カトリック教徒だった彼女が同教団の教義に馴染めず、母として娘のスリちゃんには教団に入信してほしくないと願ったからだそう。
また2013年にサイエントロジーを脱会した女優のリア・レミニは「脱会したり反抗的な態度を取ったりした人物は教団から“危険因子”としての烙印を押され、信者と接触することが禁止される」と暴露。
その閉鎖的な体質から、トムがニコールとの間に迎えた二人の養子は教団から離れた母ニコールと絶縁状態。ケイティとの間に生まれた娘スリちゃん(10歳)に、
トムが会うこともめったにないのだとか。
トムとニコールとの結婚裏話も含む教団の裏側に迫ったドキュメンタリー映画『ゴーイング・クリア:サイエントロジーと信仰という監禁』が2015年に公開されて以降、口を閉ざしてきたトムですが、10月20日に行われた『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(日本公開11月11日より)のロンドンプレミアで珍しく同教団についてコメント。「とても美しい宗教」「サイエントロジーなしで今の僕はありえない」と誇らしげに語りました。
ハタから見ればトムの私生活は同教団に操られているように見えても、彼の信仰心は未だ揺るぎない様子。トムの辞書にサイエントロジーからの「脱会」という二文字はないのです!
ケイティとの熱愛発覚のときのようにトムがソファの上で飛び跳ね、拳を突き上げて愛を叫ぶ“熱愛ジャンプ”が見られるかどうかは、どうやら英国女子が サイエントロジーの厳しいおメガネにかなうか…に、かかっているようですね。
Source:
『US Weekly 』2016年11月7日号
<テキスト /橘 エコ イラスト/めがめたる Photo /Starstocks>
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【橘エコ】
アメリカ在住のアラフォー・ブロガー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ハリウッド最新映画レビューやゴシップ情報などのほか、アメリカ女子を定点観測してはその実情をブログで発信中。WEBマガジン「milkik」では「アメかじシネマ」「愉快なアメリカ女子」を連載中(
http://milkik.com/)
【めがめたる】
イラストレーター/ブロガー/日本語教師/Heavy Metal Enthusiast ヘヴィメタル好きが高じてアメリカに留学し、現地で知り合ったアメリカ人と結婚。夫との暮らしを描いたブログ『
彼と日本語と私』とメタラーの孤独っぷりをまとめた『
メタリ子生活帳』を更新中。
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。