まず、あやかの前に座っていた男性と会話をしようと交換した相手の自己紹介カードを見て、ビックリ。
年収の欄になんと「200万円」と書かれていたのです。本当のことを書くなんて、なんてピュアな人なんだろうと思いました。
職種を見ると「介護職」。介護系はお給料少ないとは聞いていましたが……にしても、年収200万なら普通、空欄にするか少し水増ししますよね。年齢を見ると20歳。ピュアなオタクの若い男性でした。う~ん……ナシ!

続いて、「よろしくお願いします!」と会場の誰よりも大きな声で挨拶してきた男性は、見るからにモテない雰囲気。その声の大きさに、笑顔で対応しながらも少し引き気味に自己紹介カードを見ると、
好きなタイプに「変な人」と書いてありました。
これはツッコむべきだろうと思い、「変な人って、どういうことですか」と聞いてみると(おそらくそのとき、少し顔が笑っちゃったと思います)、
「面白い人という意味ですね」と言いながら顔が思いっきり不服そうでした。私はウケ狙いかと思って、わざわざそこを取り上げて質問したのに、本人は「何で笑われてるんだろう……嫌だな」といった様子。コミュニケーションて難しいなぁと感じた一幕でした。
その他もいろんな人がいました。全体的に小柄で低収入、モテなそうな人が多い中で、イケてるとは言わないまでも体育会系で高身長(180cm超)の人が2人、年収1000万円超えの人が1人いました。
途中経過で自分が気に入った人にライバルが何人いるかが分かるシステムだったのですが、あやかが一番気に入った
身長186cm、年収1100万の男性はなんとひとりしかライバルがいなかったのです。おそらくオタク専門の婚活パーティに参加する女性は、他社の「年収◯◯万円以上のハイステータスな男性」という括りでやっている婚活パーティに参加する女性より、年収をあまり気にしない傾向があるようです。
あやかは結局、その男性とカップルになりましたが、その後、一杯飲んで帰ることになり、連れて行かれた居酒屋が
あまりにも有名なチェーン居酒屋だったのと、彼が
オヤジギャグを連発することに少しゲンナリ……。「39歳だから仕方ないか」と自分に言い聞かせながら、様子見だけはしておこうと今でも連絡だけは取っています。
結論としては、年収が気になる女性は、年収別に分かれている婚活パーティに参加したほうが良さそうです。ただ、そうなると男性も自分の年収を見られていることを意識しているので、女性がおカネ目的で選んでいるのではないかという警戒心が少なからずあるでしょう。
そういった意味では、男性に警戒されずに「趣味が合うテイ」で自然に高収入を選べることはメリットかもしれません。参加するには自分がオタクでなくても大丈夫です。読んだことのあるマンガなどを並べておけば問題ありません。そうそう、
男性はなぜかB型の人が半数以上いたのは、最後まで不思議でした。
みなさんもぜひ一度行ってみることをオススメします。思わぬ出会いがあるかもしれませんよ!
<TEXT/合コンのプロ・あやか>