カット野菜・冷凍野菜がクスリ漬け・栄養ナシ…はデマだった!
野菜高騰を、賢く乗り切る。
キャベツ498円、ほうれん草398円…。連日の天候不順により、野菜の価格が高騰しています。こんなに高いのであれば、手軽で便利な「カット野菜」の方が安く感じることも。
でも、「栄養がない」「クスリを使っている」「おいしくない」といったネガティブイメージを持ち、使いたいけれど怖くて…と躊躇してしまっている人も少なくないでしょう。うーん、果たしてどうなっているんでしょうか?
そこで今回は、「カット野菜」と「冷凍野菜」の気になるウワサを大解決! 製法や栄養に関する不安・疑問を整理してみました。
①切り口の色が変わらないのは「窒素」のおかげ
市販のカットレタスが数日経っても変色しない理由は、パッケージ内を「窒素」で充填し、低温(1~10度)管理しているから。変色防止のために薬剤は一切使われていません。
②洗浄・殺菌に使う「次亜塩素酸ナトリウム」は心配要らず!
「漂白剤で洗った野菜」という心配を持っている人もいるようですが、野菜の殺菌として使っている薬剤は、水道水の殺菌にも使われる「次亜塩素酸ナトリウム」で、殺菌後に冷水でしっかりすすぎ洗いをしているため、残留する塩素濃度は水道水と同じレベル。また、オイシックスのように上記薬剤を使わないメーカーも存在します。
③栄養素の流出は、家庭調理と同等!
「カット野菜は栄養なし」というイメージを持っていませんか?答えはNO。パッケージサラダで有名な「サラダクラブ」の調査によれば、工場20分洗浄と家庭1分洗浄では、栄養成分の残存率はほぼ同じとのこと。
つまりしっかり情報公開しているメーカーを選べば、安心してカット野菜を楽しめそうです。それでは次に、「冷凍野菜」の話に移りましょう。

カット野菜は悪じゃない! 製法と栄養の実態は?
