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産後の私を差し置いて、夫がまさかの育児ノイローゼに…【結婚の誤算】

「家事ができるか」「金銭感覚が似ているか」など、結婚後に後悔しないためにチェックしておきたいポイントはいくつかあります。

 しかし、仮に彼が条件をクリアしたとしても、家庭円満が保証されているわけではありません。長い結婚生活の中では、いつ何が起きてもおかしくないもの。環境の変化によって状況が一変することもあります。

育児ノイローゼ

※写真はイメージです

「まさか夫が育児ノイローゼになってしまうとは……」と語るKさん(35歳)もそのひとり。Kさんと夫は出会って4カ月で入籍しました。夫はKさんの7歳上ということもあり、やさしくて家事にも協力的だったそう。1年後に妊娠、翌年出産というできごとを経てもそれが変わらずに続くものだと思っていました。

赤ちゃんの泣き声に追いつめられた夫がプチ家出



 出産後は近くの実家で過ごしていたKさんと赤ちゃん。1カ月健診を終えて、自宅に戻ってきました。赤ちゃんが起きている間は抱っこをしていないと泣いてしまうため、食事も順番にとっていたそう。夫が食べている間はKさんが抱き、終わったら交代という流れができていました。

 ある夕食時のこと、夫が抱いたとたんに赤ちゃんが泣き出したそうです。はじめはあやしていたものの、まったく泣き止まない赤ちゃんに夫もイライラ。そして……。

ため息をついた後、私に子どもを渡して出て行ってしまいました。当時は授乳とオムツ替えに追われて、睡眠もままならないころ。食事中は束の間の休息時間でもあったので、とにかくショックでした」

臨月に夫がうつ病になりまして



 夫は1時間ほどカフェで頭を冷やして帰ってきたそうです。実は、Kさんの夫は産前からうつ傾向にあり、心療内科に通っていました。うつ病と診断されたのは、臨月のころ。くしくも夫の休職とKさんの出産は、ほぼ同時期でした。

「夫はやさしい反面、すぐに傷ついてしまうガラスのハートの持ち主です。体力もないので、すぐに疲れてしまいます。でも、なにもこのタイミングでダウンしなくても、とあきれてしまいました。主治医の話によると、仕事のストレスに加え、子どもが生まれることのプレッシャーもあったようです」

 赤ちゃんと3人の新生活を楽しみにしていたKさんにとって、夫の発病は受け入れがたいこと。家で寝ているだけの夫を見ているとストレスがたまりそうだったといいます。「このままだと胎児にもよくないのでは」と考えて、昼間はごはんを置いて出かけるようにしていたそうです。

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状況改善のためにとった苦肉の策

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