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“未婚妊活”はじめたら不妊の病が発覚!30代・地獄の子宮ループ【目指せ!デキたら婚】

妊活スタート直後に、まさかの病気発覚!

 クリニックで内診をしてもらい、血液検査をして、出てきた結果はなんと「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」の気ありという診断でございました。なんでも不妊原因のトップ3に入るといわれる病気で、芸能人でも釈由美子さんなどがこの病気を超えて妊娠したことを告白しており、結構メジャーなのだそう。 婦人病 簡単に説明すると、卵巣内に未成熟の卵胞が多数見られる状態のことを指すそうで、一瞬、「え? 卵胞がたくさんあるなら、いっぱい妊娠できてラッキーなんじゃね?」と思った私はバカです。  卵胞の数が多すぎて、どれも排卵までたどりつかなくなるそうなのです。  ちなみに私の内診のときは、15個くらい卵胞が育っていました。卵胞をそんなに抱えて、欲張りなのは持ち主譲りってことかと苦笑してしまった。  私の場合、排卵も月経もあるので「軽度」というフォローがついたものの、ホルモン異常があり、月経不純もあるため、今のままだと妊娠しにくいのは事実。油断はできない、コンチクショーな子宮です。

まだ結婚していないことを女医さんにツッコまれた

「ど、どうしたらいいんですかこれ?」  テンパり気味に美人女医に泣きつくと、3つの提案をいただきました。 1:ホルモン誘発剤で排卵を促し、タイミングをみて妊活する 2:漢方を飲んで緩やかに体調を整え、様子を見る(漢方が全く効かない場合もある) 3:ピルを飲んで、正常に戻す。 ピル処方「え、ちょ…3って、妊娠できるんですか?」 「あれ、おおしまさんって、結婚されてましたっけ?」 「結婚はしてないんですけど、妊娠はしたいっていうか……」  美人女医の当たり前のツッコミに、一瞬うつむく。でも未婚妊娠の希望を告げると、「あ、そうですか、じゃあ3はなしね」とさらっと飲み込んでくれました。  女医さん話わかる!  でも、ピルをやめたら生理不順が発生して、結局またピルを飲むか他の対処をしないと健康な状態にはならない私の体って、もう地獄の子宮ループではないか。 おおしまイラスト 女ってホント面倒くさいな~と恨み節を口にしながら、まずは「柴苓湯(さいれいとう)」という漢方を処方してもらい、様子をみることに。 しかしこの漢方が1ヶ月5000円くらいするからまた痛い。  本気で妊活をすると、数万円数十万円がボンボン飛んでいくとは聞きますが、入り口の5000円くらいで思わずひるみ、まるで本気度を試されている感覚に陥ってしまう。どこまで続くんだろう、この病院通い……先いく妊活諸先輩方を思い浮かべながら、空を見上げて漢方薬を流し込むのでした。 <TEXT、イラスト/おおしまりえ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【おおしまりえ】 雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター 水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ・Twitter:@utena0518
おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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