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SM契約恋愛ムービーに大興奮!アメリカの主婦たちにSMブーム

 2015年に公開され、残念ながら日本では大コケしてしまった官能映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。惨敗の理由は、日本では名の知られていない役者しか出ていなかったからか? はたまた「SM契約恋愛」という過激な内容のため、劇場に行くのをためらった女子が多かったからなのか?
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

「Fifty Shades Of Grey」サウンドトラックCD Repubより発売

 一方、欧米では「18禁映画史上、最大の成功作」と言われるほどの大ヒットに! その続編となる『フィフティ・シェイズ・オブ・ダーカー』にも欧米ガールズたちの注目が集まっています。

原作&映画の影響か?アダルトグッズを買う女性急増!

 英国人作家E・L・ジェイムズの同名小説を映画化した本シリーズは、若いイケメンCEOグレイと奥手な女子大生のアナがSM契約を結び、危険な恋愛関係にずぶずぶとハマっていく様を描いたエロチックムービー。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ2

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンより

 アメリカでは原作が出版されるとたちまちベストセラーになり、一時はカフェや電車内はもちろん、病院やオフィスの受付嬢が仕事中に熱心に読んでいるのを見かけたほど。特にアラサー以上の主婦層に大人気で、当時は「読んでいないとママ友との会話についていけない」と言われていました。  そのブームは、アメリカにおけるアダルトグッズの売上げをも牽引(けんいん)。『PR Web』によると、同業界の全米売上げは原作の影響で2倍に増え、映画公開後にはさらに70%もアップ。アダルトグッズ専門のオンラインショップ「マイベッドルームスパイス My Bedroom Spice」では、映画第1弾が公開された2015年のSMグッズ(ボンテージやムチなど)の売上げが2年前と比べて300%もアップしたそうです。  さらに本作の影響で、今まで専門店にしか置いていなかったSMグッズが、ドラッグストアやスーパーマーケットでも気軽に買えるようになったりと、米国はまさにSMブームの兆しを見せています。
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女子限定エロティックファンタジーの肉食な楽しみ方
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