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SM契約恋愛ムービーに大興奮!アメリカの主婦たちにSMブーム

『フィフティ・シェイズ』は女子限定のエロティックファンタジー?

 前作で危険なSMワールドの虜になった欧米ガールズたち、そんな彼女たちが続編『フィフティ・シェイズ・オブ・ダーカー』に向ける関心は尽きることがありません。 『The Hollywood Reporter』によると、9月14日に予告編第1弾が発表されると24時間で1億1400万回も視聴され、ツイッター上には「待ちに待った予告編!」「あと2カ月も待てないわ(泣)」「グレイもアナもセクシー過ぎる」といった興奮気味の書き込みがあふれました。  かく言う米国在住の筆者の周りにも、前作公開時には初日に劇場まで駆けつけ、2作目の公開を今か今と待ち受けている主婦友がたくさんいます。その年齢層は30代から70代までとさまざま。「アメリカにはこんなにも“隠れスケベ主婦”が多かったか!?」と驚かされます。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」

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 続編が全米公開されるのはバレンタイン直前の2月10日。カップルを狙った興行に思われますが、私の友人たちは「この映画は大好きな女友だちと行くのが鉄則であり、夫や彼氏と一緒に観に行ってエロ気分に火をつけるような代物ではない」と断言します。  いわく、本シリーズは「女子限定のエロティックファンタジー」。『フィフティ・シェイズ』シリーズは決して男受けするようなものではない→映画は楽しんで観たい→だから女友だちと観に行く→SMプレイは後のお楽しみに取っておく!という思考回路になるそうな。  女子同士で『フィフティ・シェイズ』を観に行くために、妻たちは夫にちょうど良いアクション映画のスケジュールを調べてあげたり、家で男性が盛り上がるポーカーパーティの準備をしておいてあげたりするとのことです。 「原作や映画を楽しんだ上で、自分もSMプレイを試したいと思うなら、夫や彼氏と話し合って後日試してみればいいじゃない!」。そんな清々しいアメリカ人の主婦友たちの意見を聞いて、文化の違いを痛感する筆者でありました……。 Source: 『PR Web』 http://www.prweb.com/releases/fifty_shades_of_grey/adult_toy_sales_data/prweb13246243.htm 『The Hollywood Reporter』 http://www.hollywoodreporter.com/news/fifty-shades-darker-viewed-trailer-929319 <テキスト/橘 エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【橘エコ】 アメリカ在住のアラフォー・ブロガー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ハリウッド最新映画レビューやゴシップ情報などのほか、アメリカ女子を定点観測してはその実情をブログで発信中。WEBマガジン「milkik」では「アメかじシネマ」「愉快なアメリカ女子」を連載中(http://milkik.com/
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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