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なぜSMAPはスマスマ・紅白の“生出演”を見送ったのか?

ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ  将棋に“封じ手”という手段があります。これは対局を中断せざるを得ない場合、次の一手を記し、厳封して立会人に預けておくというものです。 SMAP SMAPは紅白出場を正式に辞退し、今夜最終回を迎える『SMAP×SMAP』の生放送出演も見合わせるということです。「5人が揃う最後の機会なのに……」との声もありましょうが、私はこれをSMAPによる“封じ手”と見ます。  本意ではない、あるいはその機ではないときに無理に手を差すよう求められるくらいなら、真意は封じてしかるべきときに打つ。そういうことではないかと。

“最後”って何?

 私はかつて、恋人と離れざるをえない人にひどいことを言いました。  もう会えなくなるのに動かないその人に、おこがましくも「最後でしょ? ちゃんとお別れをしてきたら?」などと言ったのです。 「なんでお別れを言わないかって? 別れたくないからに決まってるでしょ!? でも今話しに行ったら、勝手に“あの人はケジメをつけた”とかそういうことにされて、私のことなのにみんなに“終わったこと”にされちゃうじゃん! そんなの、いやなの! 絶対にいやなの!!」  彼女に言い立てられて、自分の愚かさに反吐が出ました。  約束の時間だから、そういうものだから、最後だから……。でも、“最後”ってなんでしょうか?

SMAPの託した“封じ手”

 先日、SMAPからファンクラブ会員にクリスマスカードが届きました。メンバーそれぞれのメッセージも添えられています。  たとえば中居正広さんのそれは、「メリークリスマス 楽しくしてますか?」というもの。平常運転でファンに語りかけるこの感じは、とても近々に“最後”を控えた人の言葉とは思えません。“最後”のつもりなんか、さらさらないような……。  私たちは今年1月、世にも辛い5人の顔を見せられました。今、彼らが並び揃ってカメラの前に立てば、あの時の二の舞になるかもしれません。そんなことは、決してあってはならない。  ときに沈黙は、不義理ではなくむしろ愛。  そして“封じ手”は、信頼するに足る人に託されるものです。SMAPがそれを預けたのは、もちろん彼らを愛してやまないすべての人。  機が熟し、彼らがアクションを起こすそのときまで、大切に胸に抱いておきましょう。 【SMAP×SMAP】公式サイト http://www.fujitv.co.jp/smapsmap/ 最終回は、12月26日(月)18:30から放送。 <TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【みきーる】 みきーるジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!
大人のSMAP論

2016年12月31日、とうとうSMAPが解散する。「SMAP解散」のニュースはNHKで速報として流され、解散報道を受けての「謝罪生会見」は瞬間最高37%超の視聴率を記録。一アイドルグループの解散が国民的関心事となる“異常事態”となった。ジャニーズの“落ちこぼれ”といわれたグループは、なぜ「国民的アイドル」になり得たのか?気鋭の評論家・速水健朗氏、偏執的なテレビウォッチャーとして知られる戸部田誠氏(てれびのスキマ)、“ジャニヲタ・エバンジェリスト”みきーる氏の3人が、革命的アイドルの「奇跡」と「偉業」を語り尽くす。これぞ大人も納得、「SMAP論」の決定版!




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