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キモすぎるネットストーカーの手口 あなたは大丈夫?

「フェイスブックやラインで、まったく知らない人から友達申請やメッセージが来た……」。そんな経験をした人も少なくないでしょう。SNSの普及により、今やネット上では「出身地、出身校、勤め先」などの個人情報が安易に晒されていますが、この状況は、“ネットストーカー”の元凶にもなりうるのです。警察関係者はこう警告します。

「ネットストーカーとは、ネット上で見つけた特定の人物に、執拗に付きまとうこと。SNSで見つけた好みの女性に対してアプローチをかけ、本人に拒否されたら今度はそのコと繋がりのある友人に対して、彼女の悪口などを送りつけるケースが多い。欧米では既に、社会問題になりつつあります」

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SNS内でむやみに個人情報を晒すと誰に閲覧されているかわからない……

 都内の大学に通う飯田真理子さん(仮名・21歳)は、「フェイスブック上で見知らぬ男性から友達申請としつこいメッセージが来た」と、ネットストーキングの始まりを述懐します。

「それを無視し続けていたら、その男性は自分と出身校が同じと記載する友人たちに『○○の知り合いなんだけど、メールアドレスが消えてしまって分からないから教えて欲しい』というメッセージを送ってきたんです。しかも何人にも。友人が変に思って知らせてくれたので連絡先が漏れることはなかったけど、誰だったのかいまだによく分からないし、気持ち悪すぎます……」

 前出の警察関係者もこう続けます。

「さらにエスカレートすると、そのコの撮った写真から住所まで割り出す。そしてついには、自宅に押し掛ける……なんてことになります」

 ただ、日本の場合、このようなネットストーカー行為を取り締まろうにも、「明確な法規制がないのが実情」(警察関係者)なのだそう。

「’12年に、逗子市で起きたストーカー事件では、当初、メールでの執拗なストーカー行為だったため、加害者を立件することが見送られていたんです。しかし、その後に殺害されてしまった。メールの時点で起訴していれば、最悪の事態は免れたかもしれないが、実際に付きまといをしたのならともかく、ネット上だと立件するのが難しい」

 残念ながら、現時点で女性が身を守るには、SNSの公開範囲を狭めたり、必要以上の個人情報は書かないようにするなど、“自己防衛”を心がけるしかないようです。 <TEXT/槍田創>




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