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「タラレバ」ドラマ版、30代女性の焦り、本音がちと足りない【水曜ドラマ】

明るい性生活をどうぞ

ラブホの上野さん

「ラブホの上野さん」公式サイトより http://www.fujitv.co.jp/uenosan/

●ラブホの上野さん フジテレビ 水曜26時25分~ 出演:本郷奏多  SNSで話題の「上野のラブホスタッフ」がつぶやく恋愛指南ネタを漫画化したものが、ドラマ化。アルバイトの童貞大学生・一条昇(柾木玲弥)たちを相手に、ラブホのスタッフ上野さん(本郷奏多)が恋愛テクニックを伝授していく。  いやー、笑った。何に笑ったかと言えば、執事並みに丁寧な言葉使いをする上野さんが本郷奏多くんというハマりキャスティングであったこと。彼が醸し出す“絶妙な嫌味感”がなんだかクセになるのだ。  上野さんは、ラブホのアルバイトを「愛のひとときを演出する仕事」と表現。ラブホという建物に興味を持った小学生に対しては、「お待ちください、勇者さま! この先はみなさまのレベルでは危険です!」「このお城、お姫様と一緒でなければ入ることはできません。戦うことになることになるラスボスもお姫様なのです……」と真剣に演説する。  もともと潔癖性であったり、「キスはお互いのバクテリアを交換する行為」と断言したり、ご本人そのものもイケメンなのにかなりの変わり者。そのイメージと役がリンクしているんだな。  どうしても淫靡なイメージが払しょくできないラブホテルそしてセックス。それを見事に明るいテーマパークに変身させてくれたのが「ラブホの上野さん」なのだ。見終わったらドラマの舞台「五反田キングダム」に行きたくなりましたが、何か。 <TEXT/スナイパー小林> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スナイパー小林 プロフィール】 ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
スナイパー小林
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
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