Beauty
Lifestyle

ぐっすり眠れる“お風呂のコツ”3つ!いつ入るのがベスト?

 お風呂大国・日本。世界でも類を見ない風呂好きな国民ですが、毎日のように入っているお風呂が、睡眠にも大きな影響を与えていることをご存知ですか?

入浴と睡眠「日本人のなかには朝風呂に入るという人もいますが、帰宅後~夕食~就寝までのどこかのタイミングでお風呂に入る人が多いかと思います。つまり、眠る数時間前にお風呂に入るということは、入浴そのものが睡眠の質に直結するといえます」

 そう語るのは、医学博士で、日本入浴協会理事を務める古谷暢基さん。お風呂に入るタイミングやお湯の温度を調節することで、よい睡眠が得られるとのこと。

「睡眠に大切なのは、①心身のリラックス、②体温を下げること、③食事の消化が終わっていることの3つです。これらを入浴によってコントロールすることで、睡眠の質が変わります」

ぬるめのお湯でリラックス



「①は、副交感神経を刺激することで心身がリラックスでき、心臓の拍動数と血圧が低下、全身の緊張がゆるんでスムーズに休息モードに入ることです。お風呂には、この副交感神経を優位にする効果があるのですが、その際、お湯の温度は42℃以下のぬるめの湯に入るのがポイントです

石鹸 さまざまな研究で、42℃以上のお風呂に入ると、体が熱いお湯に対抗するために戦闘モードに入り、脈拍、血圧ともに上がってしまい、リラックスとは真逆の交感神経が優位になることがわかっているとか。

「また、シャワーで済ませるという方も注意が必要です。とくに冬場は、体が芯から冷えているので、シャワーだけでは体を温めることはできません。体が冷えていても交感神経が優位になるので、かえって目が冴えてしまうこともあり睡眠には不向き。ぜひお風呂に入ってください」

 忙しさにかまけてシャワーにしてしまう人には耳が痛いお話ですね……。

ぐっすり眠るにはお風呂にいつ入ればいいの?



 つづいてのポイント、②の体温を下げること、については?

「睡眠中、体の中心部の体温は低くなっています。そのため、質のいい眠りを得るためには熱を放出して体温を下げる必要があるのです。この体温調節に、入浴がオススメです。

 お風呂でしっかり体をあたためると、血行がよくなり、手のひらや足の先の血管が広がり、熱を放出します。また、お風呂あがりに適度に汗をかくことも体温を下げる作用を助けます」

入浴 眠くなった赤ちゃんの手や足があたたかくなるのは、放熱がうまくおこなわれている証拠。しかし、大人の場合は手足の冷え性が災いして、体温をうまく下げられない、という人も少なくないのだとか!

「お風呂でしっかり温まって、手足が温かい状態でベッドに入れば、冷え性に悩んでいる人も良い就寝を導くことができます。タイミングに個人差はありますが、入浴後30分~1時間以内が放熱の目安。お風呂から出てから1時間以内に眠るように心がけましょう

 冷え性で眠れないという人も、お風呂の力を借りれば実践できそう♪

次のページ 
夕食後いつお風呂に入るのがベスト?!

1
2
あなたにおすすめ