太るのは“肩”のせい!?タオル1本の肩甲骨ダイエットが気持ちいい~
パーソナルトレーナーのヒラガコージです。
4月は区切りの月、「今年こそ痩せるぞ!」と新たな気持ちになることも多いと思います。様々なダイエット法がありますが、運動による体重や体脂肪のコントロールはとても大切です。
でも、実際にジムに通ってみたけれども効果が見られずに断念してしまった方もまたいらっしゃるでしょう。そんな方が陥っていたであろう、あるポイントにフォーカスしてダイエットを効率的にチャレンジしてみましょう。
運動をしても体重や体脂肪がいい方向に変化しない方の大きなポイントは「代謝の悪さ」です。代謝とは食事などで外部から取り入れたエネルギーや栄養素を体内で利用・活用することです。代謝が良いと食べたものに対して、効率よくエネルギーに変化して体内で利用するため、余分なものとして溜まりにくいです。
運動が不足していたり、食事の時間帯や栄養バランスが崩れてくると代謝が低下し、食べたものがどんどん身体に溜まっていき、エネルギーを上手に消費できなくなるのです。
代謝を上げるためには様々な方法がありますが、その中でも肩関節まわり、特に肩甲骨(けんこうこつ)の動きが大きな代謝アップポイントとなります。
肩甲骨の周辺には褐色脂肪細胞など、脂肪を燃やして体温を上げる役割を持っている細胞が多く存在しています。これらをうまく働かせることによって脂肪が燃えやすい状況を作り出し、代謝アップをうながして“ダイエットをしやすい身体”、“痩せやすい身体”へと変化していきます。
肩甲骨を始めとする肩関節周囲の関節構造は、人が生まれてから、骨盤よりもはじめに完成し始めます。肩関節の周囲構造が人間の身体の中心となる骨盤の形に大きな影響を持つのです。その証拠に、歩くとき、足と肩や腕が一緒に動くのは骨盤と肩関節が連動していますよね。
そのため、肩甲骨や肩関節の不具合は骨盤へエフェクトを与え、骨盤の歪みから更にお腹周りの余分なお肉がついては長く居座り、落ちにくくなっていきます。これも負のスパイラルです。
ではどんな運動で肩関節周囲にある褐色脂肪細胞を始めとした代謝アップのための細胞を働かせる事ができるのでしょうか。
まず初めに肩甲骨同士を寄せたり開いたりしてみましょう。
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=680813
肩甲骨は他の骨と違い、ある一面は他の骨との繋ぎ目(=関節)を持たず、筋肉で吊っている状態です。
姿勢が悪くなると、この吊っている筋肉が体勢保持のために固まるため、肩甲骨から肩関節にかけて動きが悪くなります。連日デスクワークで椅子に座って背中が丸くなっている方はこれに該当します。

代謝が悪いと、食べたぶん体に溜まっていく
お腹の余分なお肉は、肩甲骨の不具合から起きていた
肩甲骨寄せ運動とタオルを使ったエクササイズ
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