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強面プロレスラー似の金持ちと子作り…ってアリ?【シングルマザー妊活】

妊活史上最高の相手かも?「子供作らない?」とうっかり口説く

 そして沖縄旅行当日。那覇に到着すると、計算したかのようにちょうどサンセットの時間。予約をしておいたホテルのレストランへ直行し、娘を交えた3人でサンセットを見ながらBBQディナー。なんだかすごく楽しくて、幸せな気分。  良い気分のままその後2軒飲み歩き、別荘へ帰宅。 沖縄 シャワーを浴びて娘を寝かしつけた後、リビングで2人で飲み直しました。お互いお酒もかなり入り、なんだかもうこのままどうなってもいいかなと思い始めた私は、いつもの調子で口説いてしまいました。 私「あのさー、結婚とかなんとかって話は置いといて、私と子供作る気ない?」 J「うん。いいよ」 私(え? あっさり?)  そうでした。Jさんは何でも言うことを聞いてくれるんだった。妊活史上初めての、絶好の展開!  と思ったのも束の間、ここで肝心の問題に気付かされるのです。

産まれてくる子供の顔が心配……

J「でも、産まれてくる子供が俺に似るかもしれないよ?」 私「ハッ!! そ、それは…私はいいけど…(でも困るかも……)」  生まれてくる子が男の子だったらまだいいかもしれないけど、女の子で藤原組長似になってしまったら……。想像したら、やっぱり「いいよ!」とはなりませんでした。
赤ちゃん

※写真はイメージです

 うん、ごめんなさい、もしそうなったら、まだ見ぬ子供に土下座したい気分。  そうか……子供が私に似るとは限らないんだ。遺伝子は男性からも引き継ぐ可能性はあるのだ。かわいい子を産みたければ、やっぱりそれなりの相手を選ばなければいけないんだ。  今回はせっかく「いいよ」ってお返事をもらったのに、結局、そういう仲にはなりませんでした。できることなら可愛く産んであげたいという親心が勝ってしまったのです。 <TEXT/杉沢志乃> 【杉沢志乃(すぎさわしの)】 35歳。東京生まれ。ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。25歳で小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』(ゴマブックス)を出版し、翌年『キャバギョ!』でDVD化。以後シリーズ3まで出版。映像メーカー広報部を経て、現在は女性向け映像メーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長となる
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