強面プロレスラー似の金持ちと子作り…ってアリ?【シングルマザー妊活】
【シングルマザー社長の妊活記 Vol.12】
バツイチシングルマザーの杉沢です。なんとか相手不在のまま第2子が欲しい! と願い続けて2年。なかなか進展がありません。
振り返れば、20代の4年間、不倫にハマっていたために婚期を逃し、気付いたら三十路。焦って周りを見渡せば女友達はみんな結婚し、遊んでくれるのは独身の男友達だけでした。そこで慌てて飲み友達だった男友達と結婚した私でしたが、結婚の失敗も今の妊活の苦戦も、「自分は選ぶ側」だと勘違いしていたことが原因なのではないかと最近思うのです。
結局、誰を口説こうか選ぶのは男性。女性は選ばれるために努力しないといけないんじゃないか? と、ようやく気付き始めております。
とはいえ、まだまだ種の候補になってくれる男性には会い続けます。今回のお相手も、昔からの知り合いです。
【スペック】
年齢:50歳
職業:外資系企業役員
推定年収 3000万円
結婚:バツ1(子供成人、孫有り)
外見:藤原組長(プロレスラー藤原喜明)似のコワモテ
性格:たいがいのワガママは聞いてくれる。「性格の良い女はつまらない」が口癖
水商売時代のお客さんだったJさん。30代~40代の頃に散々遊んだということで、今は大人しくしているそう。当時は、所有のクルーザーに乗せてもらったり、私の誕生日にはレストランを貸切にしてお祝いしてくれたり、ファーストクラスでハワイに連れて行ってくれたりと、かなりバブリーな経験をさせてもらいました。
だからって今まで1度もセクシャルな関係になったことはないし、真剣に口説かれたこともないので、長く友人関係が続いているのかもしれません。今でもお食事はする仲です。
そんなある日のデートで、沖縄に持っている別荘の話をしてくれました。
J「空港から近いし繁華街も近い。慶良間諸島まで行くフェリー乗り場も歩いていけるし、車もあるし来れば?」
沖縄なんて娘が産まれてから1度も行けてないし、リゾート好きな私にとっては願ってもない事。
私「行く行く!! いつ行く??」
J「いつでもいいよ」
私「じゃ○日は?」
J「いいよ」
私「じゃあ飛行機取っておいて! あと、ちゅら海水族館も行きたいし、美味しいソーキ蕎麦も食べたい。サンセットが見えるテラスでBBQして、座間味か宮古にも行くから!!」
J「はいはい。調べとくね」
今でもこんな風に私のわがままを聞いてくれるのです。もう一度言いますが、本当にセクシャルな見返りはいっさい期待しない男性なのです。
藤原組長似のおじさんに沖縄旅行に誘われて
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